HOME > アルバム >
エプソンGT-X980でフィルムスキャン

【フィルムスキャンについて:2020.12】

 フィルムをスキャンするには、まずは何のために、何をどのように活用するのかなどの目的がないと始められない。
 また、その数が多くなればなるほど、フラットベッドスキャナーが有効になる。
 スキャン性能からすれば、フラッドベッドよりもフィルムスキャナーの方が優位かもしれないが、一コマずつスキャンするそれだと、3000本 → 10万カット → 10万回スキャンとなり、私の場合では生存中には完了しないことになる。

 今まで撮りためていた4000本ぐらいのフィルムをデジタル化することにしたのは、35年前以降のフィルムに、ビネガーシンドロームが幾つか発生してきたからだ。
 ここでは、135のモノクロフィルムを6コマごとにカットした6コマスリーブ等を「フィルム」、そしてフィルムキャリアに貼り付けてある透明アクリル板(GT-X980)を「ガラス版」と便宜的に称す。

 スキャンサイズを 2600dpi(長辺310mm) にしたのは、あくまでも微小な可能性を考慮し、写真展用のプリントと写真集用の印刷原稿として四つ切までとしたからだ。
 方法として、モノクロをカラーモードでスキャンした。
 そのままだと色調が偏るので、バッジにて、Photoshop → 「イメージ」 → 「色調補正」 → 「白黒...」に変換し、「画像解像度」にて、「再サンプル」のチェックをハズして、 → 300ppi に変換して、意味はなく好みとして、tif → psd(Adobe RGB) で保存した。
 因に、「再サンプル」にチェックを入れての変換は、PhotoshopのAIが自動でベストな画像解像度に変換してしまうので、スキャンしたオリジナルとする画像でのドットがズレてしまうこともあるので、私はOFFにして変換した。

【GT-X970でスキャン:~2021.1】

エプソン GT-X970

 愛用していたGT-X970でスキャンを開始する。
 素通しのフィルムキャリアだが、センサーのピントも被写界深度みたいなものがあるのだろう、多少のネガの反りも許容としてピントを合わせてくれていた。

 GT-X970は、1度に4本のスリーブをスキャンでき、2600dpiだと20分ぐらいかかる。つまり20分間、4本のフィルムは光センサーによってスキャンされていることになる。
 大量のフィルム処理なので、サブとして中古のGT-X970を用意し、そのフィルムキャリアも使いながら連続でスキャンをしていたら、そのセンサーの熱で最後の4本目のフィルムがピンボケになるぐらい反りまくる状態になってしまった。
 カマボコ状になった6コマスリーブをフラットに戻すのは大変なので、4本目の数本分は諦めることにした。

エプソン GT-X980

 ピンボケのカマボコ状態になるのはだいたい70分を過ぎた辺りだったので、60分ごとにGT-X970本体を交代することにした。スキャンで言えば3回ごと、フィルムで言えば2本分だ。
 難を逃れ、毎日スキャンすること1週間ぐらいが過ぎた辺りで、だんだんとこの1時間ごとのスキャナー交代で、何やってんだろうか、私?と思うようになり、宗旨替えを余儀なくされた。
 一度にスリーブが3本になってしまうが、ピントはいつでもどこでもOKとなるので、現行機種のGT-X980に買い替えた。

 因に、GT-X970は、製造中止から数年経ち、その保守期限も過ぎているので壊れた時点でGOOD-BYEになる。しかし、のんびりとフィルムをスキャンするのなら問題ない、とも言えるので、それほどの数をこなさないのであるのなら、ヤフオク等で15,000円~20,000円辺りで出ているのを狙うのもありかと思う。
 GT-X980は、アマゾンで58,000円と悩ましい価格だ。

【GT-X980でスキャン:2021.2~】

エプソン GT-X980

 GT-X980のスキャン解像度は、GT-X970とあまり変わらず、外観も殆ど流用なので、唯一の大きな違いは、フィルムキャリアにガラス版(透明アクリル板)が付き、ピント精度が絶対的になったところだ。
 フィルムキャリアには、ピントの位置調整として、5段階のスライダーによって高さを可変することが可能だ。
 それぞれ確認してみるが、殆ど同じように見えるのはスキャン解像度に因るものなのか。2400ppiだったが。無理やりなんとか比較したところでは、2~4ステップが同じだったので、中間の3をデフォルトにした。
     

     

↑ top ▲

戻る