Nikkor AF-S VR 70-200mm f2.8

70-200mm 13年くらい前、AFニッコール80-200mm f2.8を持っていたが、デカくて重たくて、まるでサンニッパを振り回すぐらいの大変さがあったので、1年くらいで売り払い、以降もっぱら単体の180mm〜85mmで撮っていた。
 デジタルになってからは、なかなかそうはゆかなくなり、後輩カメラマンが持っていたAF-S VR 70-200mmを見せてもらった。おお、こんなに軽くて、それもかなりコンパクトだ。おまけに手ぶれ防止機能も付いていて、レンズの進歩に改めて驚かされた。

 性能だけではなく価格も進歩していて、定価が280,000円。
 仕事でそれもメインじゃなければ買わんぞ、こんなレンズって価格だ。それでもやはりメインで使うので、仕方なくローンでゲットした。他に設備投資の借金も多かったので、何回だか忘れてしまったくらいの長期ローン。来年の今頃に終了すると思った。

 使ってみると、太さと重さのバランスがとても良い。意外とレンズは、この持った時のバランスというのが重要なのだが、一般的にあまり評価されない。
 フードがかなり大きくて良い作りだと言える反面、未だズームの逆光の弱さを予想させるところがある。

 手ぶれ防止機能は素晴らしく、200mm 1/30 でもピタっと止まった。でも、この1/30辺りが限界なのだろう。デジタルのD2xとかになると200mmは280mmぐらいになるので、撮る場所にもよるが1/60が安心点じゃないかと感じた。