82才のビジネスクラス/82歲叔叔和商務艙
 

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ビジネスクラス(復路)

 酔った乗客が機内で暴れて云々など時々ニュースとかで見聞きするも今一つその理由が分からなかったのだが、今回でそれが良く分かった。これらの殆どが乗り慣れていないビジネスの乗客で、空港内にて急にエラくなったような優遇を受け続け、ついそれにほだされ飲み過ぎて気が大きくなったからだと、叔父を見ていてそう察した。

ビジネスクラス 飲みながら機内食を食べてから寝ほうけるのはOKだと思うけど、その機内食さえも食べられないほど酔っぱらって寝入ってしまうのは、どっから見たもスマートではない田舎モン丸出しだ。あまりにも恥ずかしく、「帰りは絶対に飲み過ぎず機内食には手を付け、そして寝てちょうだいね。」と、再三叔父に言い続けたが、復路は往路よりひどく前菜を食べる前に寝ほうけてしまった。82歳の高齢だから仕方がない、と言えるかどうかは微妙だ。

 台湾のラウンジなので名物の牛肉麺や小籠包などを食べさせあまり酔わないように注意していた。しかしラウンジには店とか何もないのでやはり免税店で土産などを物色いたしたく、ツアーで仲良くなった方々もいたので、叔父にあまり飲ませないようにお願いしてラウンジを辞した。ビジネスを良く利用する乗客は免税店などは利用しないのだろう。
 出発ゲートで待ち合わせをし、エレベーターから叔父が出てきたがどうも歩き方と顔つきがおかしい。聞けば、あれからツアーの方々と話がはずみ何杯かワインを飲んだようだ。ダメじゃん。
 飛行機に乗ってトイレに行って戻ってくると、叔父のテーブルの上になみなみと注がれたワイングラスが置いてあって「大盛りで貰ったよ〜♪」。

前菜 チキンとペンネ 和風の煮魚

 酔うのは構わないがそこがホテルではなく機内であるのが問題で、飛行機から降りてからその酔いでもって転び、最悪の大腿骨骨折となれば、以降、車椅子の生活を余儀なくされるからだ。そしてその時のそばに私がいたとなると寝覚めが悪くなりそうで、できたら知らないところで転んでくれると嬉しい、と思った。
 大盛りのワインをなんと2杯お代わりした後は、機内食にも目もくれずそのまま成田に着くまでZzzzzz....。機内食の主菜を2つ食べたのも初めてだったけど、機内食を2つ食べたのも初めてだった。いびきなどはかかなかったので静かな復路の機内となったのは良かったけど。

淡水の河口付近 機内食は美味しいので2人分食べるのもやぶさかではない。
 主菜は牛肉と魚、チキンと3種あるのだが、1/4しか埋まっていないビジネスシートなのに、いきなり牛肉が切れた、とスチュワーデス。仕方なく叔父の分も含め、魚とチキンを頼むが、いずれも美味くない。エコノミーなら割り切って食べられるのだが、ビジネスでこれが出るとNGの味だ。主観だけど、ペンネにぶつ切りのチキンって合うの?イタリア人なら美味いと感じるのかな。和風の煮魚は甘過ぎでみりんが足りていない。シャケでも焼いてくれればグーだったのだが、中華圏にはこういう焼き魚はないのだろう。

 機内食が出る前に窓を見てみれば、もうじき淡水の河口というところを飛行していて、下の方にこれから桃園に向かう飛行機が飛んでいた。これから行くのとこれから着くのとでは高度が違うのは当然で、なるほど。

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