オーラス海外旅行?/算了海外旅行?
 

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程家

温州大餛飩 猫村の帰り麺とかスープが食べたいとまた叔父が言うので、何となく無難そうな「温州大餛飩」というワンタンのお店に行った。中山にあるのだけど、チェーン店らしくバスに乗っているとあちらこちら車窓から見かける時がある。
 温州は、中国福建省にある町の名前で、出身者は商売上手と言われているそうだけど、愛媛の温州みかんもそうなのか?

温州大餛飩 碗は日本のと同じくらいの大きさで、頼んだエビワンタンは70元(250円)と安過ぎ。
 スープはあっさりの薄味でワンタン自体が濃いめなのでそのバランスなのだろうか、日本人の味覚に合い、黒いのはワカメではなく海苔なのでより風味があって美味い。
 それなりに量はあるのだが、スープを半分残しただけでワンタンは完食した叔父、本当に胃がないのだろうか、といぶかる。

 叔父の体力から普通のように朝ホテルを出て夕方戻るまであちらこちら歩き回るのは無理なので、近場にちょこっと行ってホテルに戻るのがちょうど良い感じな分、バスだとそれほど負担にならないとのことなので、極力バス移動をしていた今回の台北旅行である。
 そのワンタン屋と捷運MRT中山駅の間に「中山市場」というバス停があり、探してみたら「民権西路駅」があった。叔父は杖持ちなのでシルバーシート天国である。いいね、すぐ座れて。台湾ではシルバーシートが空いていても非該当者は敢えて座らないシキタリを良く見かける(省く、混雑時の捷運)。

 昼寝と言おうか夕寝のあと叔父が「あのモヤシの店に行こうよ」。あのワンタン屋の近くにある台南屋台の「程家」のことだ。また中山へ行くの?
 しかし不慣れもあったのだろうなかなか台湾での食事に意欲の出なかった叔父も、何回も来て慣れてきたのか、少なくともNGではなかった店とそこの料理は覚えていてお好みになったようだ。私と同じだ。
 また、バスに乗って「中山市場」へ。
 胃のない叔父にとっては老齢もあって、噛みくらいものとか消化に悪い繊維質の野菜や海藻系は苦手である、と言っていた割には、今回頼んだ料理を殆ど平らげてしまった。本当に胃がないからか、それとも不慣れからの伏線か。
 私が苦手なのだが叔父は豚足が大好物だ。湯煎してごま油で和えたようなもやし料理(豆芽菜)も大好きで、ダメだと思われる昆布も1つ2つ食べ、ゴローさんの店でも食べた爌肉(煮込み豚肉)もそれなりOKだった。ま、外国へ行っても食欲があって現地のモノをいろいろ食べられるというのは良いことだ。

程家 程家 程家

 台湾料理の原点と言われる台南料理の基本は、甘辛の汁みたいなのにとにもかく煮込むのが基本のように思え、写真のもやし料理以外はその汁で煮込んでいるの。ある意味ではみんな同じ味がするという欠点もある。この煮込むはたいてい「滷(lu)」の漢字が当てられ、細かい文字だからか「魯」が当てられる場合も少なくない。少なくとも、このもやし料理と煮込んだ肉類と玉子は逸品だ。

 ただ、こういう台南料理を食べている時、ナスのカラシ漬けやぬか漬けなどの香の物が欲しくなるも、ここは外国だ、素直に諦めると。京都漬けみたいなのもあるが、微妙に甘酸っぱく台南料理の類型になっている。そこで言えば、振りかけたい塩が欲しいのだが、おそらくない。わがままな外人だ。