いつもの看護婦さんに、前夜の食事は9時までにしてください、当日は水も飲まず8時半に来てくださいね、と言われたので、9時半終了を目処に晩酌中で、明日は無料の健康診断。
市の健康診断から無料なので20代後半から受け続けて、早30年強。
無料でチェックしてくれるのだから良いよね、サラで受けたらドッグになり万を超えるから。途中から実費分支払いとなったが、それでも2,000円ぐらいなので無料に等しい。
30歳前から受け続けてきた理由は特になく無料だからぐらいで、続けるとそれがデフォルトとなり、通知が来るとその日の午前中だけ仕事を空けてホイホイと通っていた。
50代までは、たまに検査にチェックが入ると「へへへ・・・赤もらっちゃった」とやっていたが、かように還暦越えると、結果とかがマジになってくる。
検査結果が悪くとも「大丈夫だよ、そのくらい。良くある話しだよ」が、説得力のない気休めにしか受け取れなくなり、言ったヤツを配慮に欠けたいい加減なヤツだと見定めてしまう逆恨み思考にもなってしまう。
検査して癌の腫瘍がありますね、と理由も原因も分からず言われる可能性が高過ぎる世代になったので、「なんで私が?」という楽観主義にはなれず、それなりの覚悟をして健康診断に臨むようになった。
ただ嬉しいのは、バリウムから内視鏡に変わったことで、その場で担当医からのモニター投影付きでの簡易診断があることだ。ここで?があれば確実にビンゴだろうと覚悟する。
また、ご存知のように健康診断は「全て」ではなく、医療費削減の昨今、チェック項目もややすぼみ状態のところでは、保険の効かない頭から足のつま先までの正統フルコース人間ドッグではないと納得しない貴兄もいるだろう。しかし、それは普通乗用車の税金を加算した車検代ぐらいかかるので、私のような庶民レベルでは宝くじが当たってから申し込みたいと思っている。
ただ、貧乏庶民のくせに酒とタバコをやっている身からすると、2年ごとの脳ドックぐらいは必要かと思い、早割りソープランド1回分ぐらいの価格(そおなの?)のを予約した検査日が週明けにある。
脳梗塞とか脳血栓(かな)などが分かり、それで分かるの?という認知症もチェックしてくれるようだ。
認知症は、まだまだ先だよ、と思っていたのだが、つい先日、zoomで友人と会話している時に、友人は自分のことを述べているのだが、私は共通の知人Aさんのことを述べているものだとばかりに思って聞いていたことがあり、生まれて初めての経験としてショックを受けている。ちょうど認知症もチェックしてくれるのでラッキーと言える。
明日検査なので消化の良い酒の肴として、京樽の握りをカミさんが買ってきてくれた。
ただ、京樽はスシローの傘下に入ったので看板は京樽だけど品物ラベルはスシローと記されている。
京樽は、私の記憶では学生時代の45年前に「小僧寿し」の後ぐらいにオープンし、そのファミレスが当時住んでいた埼玉越谷市の隣の竹の塚4号線沿いにできたので、たまに通っていたところから始まる。
茶巾寿司をメインとする丁寧な寿司屋で微妙な高級感と瀟洒感があって憧れ的に好きだったのだが、スシローの傘下か・・・。
なんか良質なビデオのベーター版がVHSを凌げなかった令和版みたい。

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