スーパーへ行ったら、訳の分からない豚肉が売っていた。
普通なら精肉コーナーにあるのが、何故か欧州風酒のアテコーナーにあった。380円/170gなので、220円/100gぐらいとして、良質のバラ肉と同じくらいだ。
すかさずカミさんが「塩分相当量が1.6gなので加工肉だ」と、塩分のマルサの女、いやマルサのばーちゃんだ。
食べてみれば、確かにハムに近接気味である。しかし、ハムではなく肉に近く、そしてマズくはない。単に普通のポークとは噛みごたえなどが微妙に違うだけ。
ワインのアテなのに、何故かニンニク+醤油風になってはいるが、日本人なので気にならない。
こういうのは調理の仕方でいろいろ変わるかもしれない。調理したのはカミさんだけど。
ただ、酒ではなく、飯と一緒なら、普通のポークの方が合うかな、というのが個人的な感想。
写真に写るフォークやナイフなどは、35年くらい前に家を新築した時に、フォークやナイフなんて一生もんでしょ、壊れないし折れないし、ステンレスなので錆びないし、ということで、それなりにちゃんとした(その基準は当社比)のを伊勢丹で購入した。+スプーンとスープ用スプーン。1本1,500円ぐらいなので、それなりの重さがある。
他にもあったが、材質は同じで大きさに拠り、鍬かのこぎりかみたいだった。
とにもかくもなんでもかんでも、ずっとこれらを使っていると、この重さがデフォルトになる。
多種多様のレストランへ行き、そこのフォークやナイフを持った時の感覚として、これらより軽いのは全然気にならないのだが、重たいと、すぐそれに気付く。
少なくとも、同じ重さ以上のが提供される小さな個人経営のキッチン風レストランだと、まずハズれた料理が出てきた記憶がない。おやじ~、若い時はどっかの大きなホテルで修行したな、って感じの味だ。
大きなホテルのレストランとかだと、たいてい重たいのが出てくるが、何を、どのような、どのような時にで、味も変わるので、料理の印象にも幅が出るが、少なくとも「えー?」というのはない。そういう時のって、わが家のよりも一回り大きいので重たいのだが。
分かりやすいのは、結婚式の披露宴だ(かなり昔のことだけど)。
ご存知のように、宴のランクは3種ぐらいある松竹梅で、竹梅はわが家のと同じぐらいなのが多かったが、松になると重たいのが多い印象があった(松の参加は少ない)。舌が肥えていないので、その基準をフォーク等の重さが計っている田舎もんかも。
1枚目の画僧を入れたのは、フォークネタを入れたからで、写真的に見比べれば、2枚目の方がダントツに良い(当社比)。