プラチナ#3776を買うも文字カスれ頻発で、修理に出しても直らないのでプラチナに送り返してしまったのが、2012年の年明け早々の話。
それから屋外持ち運び用のをどうしようかと、ずっとヤフオクをチェックしていた。
やはり個人的には、間違いのないデルタのが欲しい、と思うも思いっきり高い。
定価9万円、格安サイトで6万円、ヤフオクで4万円強と、2本目の万年筆としては逆立ちしても買えない、いや、2本目に買う金額のではないと思った。
デルタの限定商品で「世界の少数民族シリーズ」というのがある。日本ならアイヌ人で、ブルー地でとても綺麗な万年筆、つまりヤフオクでも高い。
ふと見たら、ニュージーランドの少数民族「マオリ」シリーズのが、なんと2万円で出ていた。
ギリギリで吊り上がって4万円を超えるかもね、と思っていたら、なんとそのまま2万円で落札の超ラッキ〜。
書き味は果たして愛用のDolceVitaと同じだ。
たいてい万年筆の太さや長さは3種類あって、DolceVitaは中、このMaoriは大、でも、ペン先の大きさは同じなのが不思議だ。
DolceVitaのペン先は細字のF。角度や筆圧によって細字と中字を使い分けるのだけど、このMaoriの中字(M)は・・・あんまし、そのFと変わらないんだけど・・。ベチャベチャして太いのよりは嬉しいけど。
GWに台湾在住の友達はんちゃんが遊びに来て、彼愛用の万年筆を見せてもらった。
はんちゃんは、セーラーの国産派だ。
ペン先は、18金、22金とかになっていて、確かに書きやすいのだけど書き味はプラチナ#3776同様、硬い。
書くという意識をもって書くのが国産仕様なのだろうか・・あれ、これってレンズのドイツと国産に似ているかも。国産は硬くてドイツとか欧米のは柔らかい。
万年筆に詳しいはんちゃんに言わせると、私の筆圧はあまりないらしい。血圧じゃなくて良かった。
でも、この書き味の違いはなんなんだろうか?ペン先の作り方なんだろうね。