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私の知る猫の最後は、車に轢かれるか13年ぐらいで死んでしまうものだったので、こんな長寿で老人介護的なのは初めてである。
よって、老齢猫の病状も多少限定されるので、かの獣医も明快即答だったのではないかと思う。
考えてみれば、基本はカリカリだけど時々人間の食べ物であるシャケや開きなどをやっていて、その塩分が悪因だったと思うと、知らなかったとは言えやや申し訳なさ×25ぐらいだ。
診察台に乗せたら、1.7kg、小学校のウサギよりも軽いぞ、いや、私のMacBook airと同じくらいだ・・うひ〜。
痩せ細って小さくなった猫を見るのは切ないもんだけど、また、猫なんて適当にじゃれて適当にダラダラして癒してくれるものと思っていたけど、長生きすれば人間同様、老齢化問題に接してゆくもので、それは私にとって初体験〜。
カリカリと一緒にあげていたかつお節もNGになったので、当分生きそうな元気な長男ロベルトはギャーギャー泣いているが致し方ないところだ。
おまけに専用寝床をルルデに取られてしまったギャーギャー×18。
まずは人間の食べ物は一切与えず、ひたすらカリカリが良いようで。
カリカリの種類はまた別な話。
ルルデが寝ている段ボールベットを床に置いて一服・・・12月20日が命日で17歳とね。
最近は、ペット専用の葬儀場がたくさんあるようだ。
ネットで検索するとわんさかわんさか。
一目カミさんとかに見せてからと思うも、やせ細って小さくなってしまったルルデを見ても悲しみが増すだけだと思い、近所のところに電話をする。
いろいろコースがあって、そのままお任せで火葬して共同墓地へ、お骨引き取り、または、火葬立ち合い、専用の墓、書棚形式の墓などがあり、1,6000円から50,000円ぐらい。
お任せ火葬してお骨を引き取り三ヶ月以内無料引き取りで共同墓地への17,000円のにした。
聞けば、さいたま市は火葬施設は禁止されており、どうやって火葬するのかと聞くと、火葬専用車になるそうだ。
当然8ナンバーだと思うけど。
今日の夜にはでき上がるみたいで、今三連休にカミさんが引き取りにゆく予定。
一応それっぽい祭壇があり、坊さんではなくそこの職員だけど、お経をあげてくれるというので、半袈裟と数珠を持ってでかけた。
般若心経をよんでいたので浄土宗ではないと思うけど、場所がお寺じゃないので浄土宗の袈裟でもウエルカムだ。
RCサクセションが「雨上がりの夜空に」でメジャーになる前の曲に「ヒッピーに捧ぐ」というのがある。37年ぐらい前かな。
友達が亡くなり、コンサートへ行く途中の駅で降りて泣きまくり、そしてまたコンサート会場へ向い、その友達に届くように歌うというやつ。
そこまではないが、17年も生きていると運転しながらポロリとさせるぐらいの情が残るものだ。
自室に戻れば、失禁したションベンの臭いが微かに漂い、田山花袋の『蒲団』の世界となり、誰もいない冷えたリビングに入れば、何処かしらルルデの使っていた物などが目に付いてしまい、寂寥感一杯の気分はバイオリンとなる。
半年ぐらい喪に服したら、新しい手乗り猫でも飼うぞ!と思わないとやっていられない。無理だと思うけど。
年間カレンダーは、富士フィルムのネットプリンターサービス。ひな形サンプルを選んだ画像をアップロードしてA4サイズので、送料込みで980円。
スタントタイプのは、500円のTOLOTというサイトで注文。
全然期待していなかったのだけど、印刷がとても綺麗で紙がエンボス仕上げになっている。台紙はシンプルに白で、とてもお洒落な仕上がりになっていてびっくり。梱包もシンプルながらも綺麗にドレスアップされていて、まるでアップル製品を開けるようなワクワク感がある。思わず追加注文してしまった。