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小説家 水城雄の世界

赤日の曠野 Web、ブログ、SNSなどの元祖と言われる90年代の通信界を席巻していたのがNiftyServe(現@nifty)。
 そこのフォーラムFBOOKの代表だったのが水城さん。ひょんなきっかけで知り合い、小説家である氏の作品を良く読まさせてもらった。

 どの作品もそうなのだが、水城さんの文章は何よりもテンポが良い。知り合いの書いた小説、と思うのは表紙をめくる時だけで、いきなり導入から引き込まれ、最後まで一気に読ませてくれるのが心憎い。

 勝手に言わせてもらうとその代表作が「赤日の曠野」だ。
 口の悪い読書家からすれば「ありがちな題材」と言われそうだが、それでも読んで見ると面白い。
 時期を変えて読んで見るとその印象が違うテグジュペリ作「星の王子様」同様に「赤日の曠野」も然りである。いや、むしろ最後の「エピローグ」を堪能するために読み始めているのに気付いた。
 その読後の余韻が心地よい、といつも思う。

アマゾンで買う 「赤日の曠野」青峰社刊 2,300円 ISBN4-7952-7442-8
浸透記憶「浸透記憶」
アイ文庫 定価1,600円
2008年2月1日 第1刷発行
問合せ:MIZUKI's INDEX

アマゾンで検索するとオーディオブックCDとしても発売されているが、やはり手に取ってじっくりと好きな時間や場所などでマイペースに読み込んでゆきたいので書籍の方を選んだ。

書評については、そのアマゾンの「商品説明」から。

螺旋都市 熱風都市 機密喰い 奥越高原殺人リゾート
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