
2007年3月に初めてWindowsを買った。そしてそれはVistaだった。
昔、hpのWindows 95やVirtual PC for Macを使っていたけど、これらはあくまでもWebチェック用、操作や作業などは限りなくやらなかったので、風俗系でしか女性経験のないナントカWin童貞と言えよう。
相変わらず下手の横好き体制で長年Macを使っていて体系もスマートなのに、ヘビーユーザーと勘違いされ、パソコンそれもWindowsの操作などの質問をやたら受けるようになったのが昨今。
「サポートセンターに電話してみたら」
「電話番号、知っていますか?」
「知らないよ、マニュアルの巻末とかに記してあるよ」
「マニュアルってどこにあるのですか」
聞いているのは配偶者でもなければ愛人でもない。そんな関係を願ったとしても、とてもかなえそうにない普通の若い女性である。そんな女性の住む部屋の何処にマニュアルがあるかなんて、誰が分かるか。
これを契機に部屋を訪れてソーニューしてしまうのも・・いやこれじゃチン入だ。
「パソコンを買おうと思うのだけど、MacとWin、どっちが良い?」
「身近にパソコンに詳しい人がいたら、その人が使っているのを買うのがベストだ!」
・・と、耳にイカができるくらいしつこく言ったのにもかかわらず「知り合いから安く譲ってもらった」
スペックの低いふた昔前ぐらいの旧型マシンで、買った時は高価だったけど今は二束三文かリサイクル課金のものをそれなりに売りつけられてしまった感じだ。
で、私のところへ「ワードで打っているのだけど、タブ設定はどうやってやるの?」
「売ってくれた人に聞いたらいかがですか」
「電話しても、あまり親切に教えてくれないんだよ」
「Macなら分かるけど、Winは持っていないので分からないですよ〜」
こういう人達の為という訳ではなく、時代のすう勢としてWindowsの操作ぐらいちょっと知っておいた方が良いかな、というところから、新聞広告でおなじみのDellの一番安いデスクトップのを買った。
ラインナップの少ないMacに比べその5倍ぐらいはあるWindowsの組み合わせには驚いた。
その人の使い方に合わせてあれやこれや選べるのは嬉しい反面、そこそこに使えるように選択すると、一番安いMacと同じになってしまうことだ。
ちょうどVistaも出たので、これをチャンスにとDellに電話した。
「Vistaの機能を最大限に生かすのでしたら、最低でも2GBメモリーは必要となると思いますし、新機能Aeroなどをご利用なさるのでしたら、ビデオカードも一つ上のものが必要となってきます」
最初の格安設定で済まないところは、結婚式場での打ち合わせと似ている。概念的に満足に使えないスペックでの格安価格にして「Vista」と明記するのは、何処かしら引っ掛けっぽくてあまり好きな商法ではないが、Win系の宣伝を見ていると似たようなのが多い。
ツアーパンフの「39,500円から〜」、実は一般的に行ける時期の価格が78,000円とかいうのと似ている。
バンドルで買うと安かったPhotoshop Elements 5.0を付け、2GBメモリー、ナントカビデオカード、19インチ液晶モニターが付いて消費税込みで130,000円弱。Mac miniがモニター付きで買えてしまう価格だ。
慣れるためにもこのコーナーだけ完全Vistaで作成&FTPしようというやつだ。
時間を見つけて引き続き更新してゆく次第。乞うご期待(誰がだ)。