HOME > アルバム >
FinePix F40fd

FinePix F40fd 2008年「はじめてのデジタルカメラ(日本文芸社刊)」を出版するにあたって富士フィルムがお大尽にもS5 proの替わりにデジカメ1台をモニター供給してくれた。
 思いの他、シャッターのタイムラグも少なく、電池の保ちも申し分ないなど使い勝手がとても良いのでずっと愛用しているのが FinePix F40fd。
 800万画素だから300ppiでなんとかA4までOKだ。

 1年半後、アフターサービスの一環なのか液晶モニターにカビみたいなものが出現した。画像には問題ないのでそのまま使っていたら2年目でズームレバーが時々言うことを聞かなくなった。
 コンデジの寿命なんて半年保てば良い方で、ラインナップチャートは F40 → F50 → F60/F100/F200 となっていて価格コムで2万円前後(2009.5現在)。
 常識で言えば修理ではなく買い替えだが、2年以上も使っていると愛着が出てきてダメになるまで使い倒そう、そして最後の花道として無機質な外観を南国の島が似合いそうな情熱的なカラーリングにしてあげようと思った。
 結果として情熱し過ぎてサイケデリック調になってしまった。

【befor】
FinePix F40fd

【after】


FinePix F40fd
 
 
FinePix F40fd
 
FinePix F40fd
 
FinePix F40fd
 
 
FinePix F40fd
 
 
FinePix F40fd

FinePix F40fd バラすのはそれほど難しくはなかった。
 軽量コンパクトは日本のお家芸なのでバラしてみるとデッドスペースなし。それでもネジの大きさや長さ、形状がさまざまで日本の技術の凄さを知る。
 一番の懸念は、上手く組み建て直してもちゃんと動くのかどうか、二番目はちゃんと組み立てられるのだろうかだ。

 デッドスペースがない分、逆にそれほど苦労せずに組み立てられ、スイッチを入れたらレンズがムヌニュムヌニュ〜と出てきて画像も問題なく撮ることができた。

 組み立ててみるとネジが余った、というのが普通だが、私の場合 2本のネジが不足した。おそらく不要な穴にねじ込んでしまったのだろう。この辺は、おおらかに組み立てるのが精神衛生上いと宜し。
 正面カバーはアルミダイキャスト製なので塗る前に水ペーパーで磨いたけどラッカーの乗りはプラスチックへのそれよりは良くなく、そのうちハゲてくること必須。
 ま、その時はその都度塗れば良いか。

 細かい箇所の塗りは老眼には辛く、スポッティング同様に+3の老眼をかけて行う。プラモデル同様、晩年に楽しむ趣味ではないように思った。

 今度、仕事のサブ用のNikon D70にでも色を塗ろうかな。外観はオールプラスチックだから楽だ。

FinePix F40fd

戻る