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車の仏像
車の仏像/Un Buda en coche 初めて台湾に行った1989年、友人の黄氏に案内されてタクシーに乗った時、どのタクシーも写真のような木彫りの小さな仏像がダッシュボード付近に置いてあった。
 聞くと、人や事故に遭わないためのお守りだそうだ。
 なかなか面白い趣向で、帰りに買ってきて当時乗っていたマークIIのスピードメーターの前に貼り付けた。

 今年2009年、駐車場が変わりスペースが小さくなってしまったので、セドリックからマツダのデミオに買い替えた。
 セドリックの車内に入っていた私物を一度取り出して、最後に7cm高のこの小さな仏像を取り外した。
 いろいろ車を乗り換えたけど、ずっとこの仏像をダッシュボードに置いていて、ちょうど20年前に買ったのを思い出した。

 日本では、馬のヒヅメをフロントグリルに付けておくと良い、というのを聞く。
 馬は目の前の人を踏みつけないところかららしい。

 いきなり飛び出してきたアルファロメオにぶつけたこと以外、いまだ人を轢いていないので多少の御利益があるのかもしれない。


デミオ 最初はなんか小さくて不安気味だったけど、慣れると小回りが利くし可愛い感じで好きになったデミオ。
 色はなんだか分からない、水で薄まったあずきのかき氷みたいな色だ。
 パネルにはたくさんの蓋がしてあって上位機種ならいろいろな機能がついているようだ。時計もないしタイヤもアルミではない、いわゆるどこから見てもグレードはデラックスだ。
 パワーウインドウとパワーステアリング、集中ドアロック、エアーバックが付いていたのは幸い。
車の仏像
仏像だけじゃ寂しいと思って、はぐれメタルとスライムを仲間に加えた。

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