30代前半までは28mmを愛用していたのだが、それ以降は何故か35mmが多くなった。歳を取って視野が狭くなったからに違いない。
　コンタックスの35mmを見てみると、超格安なf2.8とトンでもない価格のf1,4があり、中間はどうした？！モードだけど、こちらライカRのは落ち着いていてf2.8の次にはf2がある。
　しかし、そのトンでもない価格を通り越しているのがf2で、中古でも140,000円はする。コンタックスにすれば良かったかな？と、これに限らず、いつもライカのレンズを買う時はそう思う。
　最初は高価なレンズなので大切に・・なんて思っていたけど、ずっと使っていると普通のニッコールと同じになってしまい、唯一、海外旅行保険の携行品金額設定の時だけかな、意識するのは。

　ライカのレンズは良いか？というのがある。
　ニッコールの35mm f4は、新品でも40,000円ぐらいで、その差は100,000円。
　時々100,000円分の良さって何なんだと思う時もあるが、持ってしまえば、そんなの気にせず使っているというのが実情ではないかと思う。何よりも良さというのは写真自体にこそ存在するからだ。