MINOLTA IV F

MINOLTA IV F ミノルタの露出計の値段は、松竹梅3種類ある。
 梅はコンパクトを優先させたもの、竹はこの「IV F」で使い勝手を優先、松は最新機能満載のフラッグシップだ。
 値段によって露出精度が違うということはなく(あったら大変だ)、あるとすれば測光範囲の違いぐらいだけど、日常の撮影には全く同じだ。
 他に違いがあるとすれば、いろいろな機能が付いていることだけど、基本をマスターしていれば、そういう付加機能は撮影には邪魔であり、たいていのプロカメラマン愛用の露出計と言えば、このIV Fではないかと思うくらい、フラッグシップの竹は見たことがない。
 若いカメラマンやサブとして、コンパクトの梅は人気がある。

 この露出計、機能は少なく操作がシンプルなので一番使いやすい、キングオブ露出計だ。

 新機種がいろいろ出ている露出計だけど、何故か電池がリチウムとかになっている。現場でいきなり電池がなくなるのがマーフィーの法則なのに、かなりアマチュアを意識しているのかもしれないが、こういうのはプロ仕様とは言えないと思う。
 その点、これは単三電池1本なので何処でも安心だ。

 オートメーター3型を修理に出したら、部品がなくて修理不能となり、買い替えとしてこれを購入したので、このメーターは2つある。