SEKONIC L-328

SEKONIC L-328 フリーになって最初に買ったのは、ミノルタの3型だけど、コンパクト性を求め、そしてサブとしてこのL-328を買ったのだが、非常に使いやすく気がつくとこれがメインになっていた。
 一般的な殆どの撮影においては、ストロボの光量が単純に計れれば良いのである。付け加えるのなら50度ぐらいの反射が測光できるくらい。
 よって、あとは露出計のコンパクト性とか使いやすさが大きなポイントになると思う。
 決してスタイリッシュとは言い難いが、ミノルタのIV Fのライバルとして、多くのカメラマンに愛された露出計だ。残念ながら製造中止になっしまった。

 コンパクトに作りすぎて、スイッチ(写真左側のスライドボタン)なども小さくてONかOFFか分かりづらい。みんなシールを貼ったりして区別を付けていた(私のは黄色い三角シール)。
 当時、1絞りの1/10単位をコンマ数字にて現していたのがミノルタ(f8.3とか11.8など)だけど、これはパテントがあった為、セコニックは180度の扇型で1/10を現していた。
 現在はそのパテントが切れたのか譲渡したのか、セコニックもコンマ数字表記になっている。