Nikkor 105mm f2,8 Macro

105mm f2.8 Macro 最初に使っていたのがAi Nikkor 105mm f4。
 f2.8も売っていたけど金がなかったのでf4に甘んじた。
 それでも、上から複写する時など、ヘリコイドの重みでピントリングが回るのを防ぐ為の留めネジリングなども付いていて、これが結構重宝した。
 見掛け倒しの内蔵フードが多い中、これのは凄く長く、内蔵フードでは最長ではないかと思った。16年使ったので手放し、初めてAF Nikkorを買ったのがこれ。

 AF用とは言っても、他のレンズに比べるとMFのことを良く考えて作られていて、ヘリコイドの回し具合はなかなか良い。
 しかし所詮AF用で、接写になると、構造上仕方がないのかヘリコイドの微妙な「遊び」が、ピント追いにストレスを起こさせる。そういう世情として慣れるしかないのだろうな。
 ただ、解像度とシャープネスはさすがで、1:2を越えてもシャープネスに遜色ないのは、ニッコールの面目躍如と言ったところだ。
 仕事用に買ったのだけど、これに接写リングを付け、植物などを撮って楽しんでいる。

105mm f2.8 Macro 専用フードはないらしい。普通ならそれでも良いかもしれないけど、プロを意識するのならそれ用のちゃんとしたのを用意すべきだと思う。
 中古ショップのワゴンセールで、昔のミノルタなどの長いフードが売っている。口径変更リングを付けて使っている。
 この絞りリング、プラスチック製なのでAiのに比べ、回し感が擦れているようでまだ馴染めない。