
嫁入り道具がニコンFというのも珍しいと思う。
カミさんが中学の頃は写真部だった。その時、成績が良かったからとかで近所の写真屋さんで買ってもらったのがこのニコンFだそうだ。
当時の1カ月分の給料と同じくらいしたニコンF、よっぽど凄い成績だったのではと思うのは、私も成績が良かったりすると親から買ってもらったりはしたが、それはたいていプラモデルとかだったからだ。
今でも程度が良ければ当時の定価(110,000円)と変らないくらいの値段で売っているほど根強い人気がある。製造中止になってから30年以上も経っているのにだ。
ややマニアの中で絶大なる人気を博している観がするが、リアルタイムではない人達からすれば、F2でもF3でもなく、やはりFになるのはうなずけるものがある。
Fが出るまではどうしても日本のカメラ産業はドイツなどに負けていたが、このFで世界一になったと言っても過言ではない。とすれば、Fより使いやすく改良された、ある意味マニュアルの究極カメラがF2であったとしてもパイオニアのFに軍配が上がるからだ。
当時のブラックボディは5,000円割高だから内容が変らなければシルバーにというのは分かるけど、やっぱり黒がええなぁ。