FUJIFILM FinePix S1pro

FinePix S1pro 大先輩の熊さんからデジタルの仕事を紹介してもらい、これを契機にちゃんとしたデジカメを買ったら、とのアドバイスを受けたのが3年前の2001年。
 当時は、まだデジタルでの仕事がこれから!って感じだったから、それこそコンパクトデジカメでもOKだったニュアンスもあった。しかし、さすがにそれじゃ、ということで、FUJIFILM FinPix S1 proを買った。
 一眼レフのデジカメなんて選択肢もなく、安めのこのS1 proか、お大尽価格のD1ぐらいで、安いS1 proでもヨドバシで 230,000円もした。

 Rawデーターは使えないけれど、TIFFがあったので、根性で30カットを128MBのメモリー2枚で処理したこともあった。Quadra700で、3Dのレンダリングを数時間かけて処理した時代と似ているなぁ。
 CFとスマートメディア用のスロットルが2つあったので、万が一の予備撮影として使ったりとなかなかの親切機能だ。また当時の専用バッテリーもあまり優秀ではなく、これまた万が一の単三電池が使える機能に一安心したものである。

 その時から少しずつだけどデジカメに慣れていったので、今回のD1x使用においてもあまり苦労はなかったのが幸い。そういう意味においても熊さんのお誘いは感謝の限りである。

 2005年、写真学校同期のプロカメラマン須賀ちゃんに譲った。