
これが出た時は、あまりにも可愛いくて久々の大ヒットと思ったが、殆どマニュアル操作なので、オート機能満載の後継機種T2の方が売れたようだ。
気軽に撮るのがコンパクトなら、こんなマニュアルの方が撮っていても楽しいとややマニア的に買った。黒よりこの銀の方がスタイリッシュと思ったが、こんなに簡単に剥げる塗装だとは思わなかった。
ただコンパクトに作りすぎたので、ピントを合わせるのに小さいリングを回さなければならないし、ファインダーも思ったよりも小さく、合焦面も、どこにあるの?風。
カミさんからすればマニュアルの方が分かりやすいのかこれを使っているのを良く見かける。
子供の生まれる前年に、二人でスペインに旅行した。このTを持ってゆき、事前のチェックをしたのにもかかわらず、マドリッドの空港に降りた瞬間にシャッターが下りず故障。
仕方がないから「写るんです」を買った。それも昔のタイプで尚且つ外国製ということで日本の定価以上だった。あほらし〜。
旅行を終えて戻ってきたらちゃんと作動した、コンタックス風奇想曲だ。
その1ヶ月後、沖縄に行くことになり、またTを持っていったら那覇空港にてシャッター下りず。向こうでまた「写るんです」を買った。とほほ。
そしてまた羽田に着いたら作動した。このデザインじゃなければ、空港の道路に投げつけられていただろう。スペインに住んでいた時は元気に動いていたのだけどね。
「レンズは素晴らしいけれどボディの信頼性はイマイチ」というコンタックスの通説を2度も実証してくれた。
いつ止まっても気にしない豊かな心のゆとりを持って臨めばこのカメラも楽しい・・・。