名機オリンパスペンがデジタルになって復活した。

　フォーサーズ(110サイズ)の大きさに不満を覚える貴兄もいるが、本家ペンもハーフサイズだからコンパクトの継承とも言える。
　いくらペンは好きだけどセットで12万ぐらいするので、さすがに手が出なかったが、台湾在住の友人はんちゃんから「お友達価格で買わない？」。
　後発のパナソニックのDMCシリーズで機材を揃えるからとのこと。まさに渡りに船。

　期待していなかったのだけど、シャッターのレスポンスがフジのFinePix並に早いのにはびっっくり。
　スタイリッシュ過ぎずアナログっぽいメカニカル風を残したデザインで、フォーサーズクラスの中では一番好きなデザインだ。何故か女の子に人気があり、自作の可愛いストラップやケースなどと携行するファッションで流行っている。
　スナップするにはたすき掛けスタイルが良いのだが、液晶を見なければならない、老眼だから手を一杯に伸ばさないと見えない、つまり撮る前に必ず手を伸ばす → ストラップも伸びる → 犬の首輪のように引っ張られて首が先に出る → 疲れる。結局、手に通すハンディストラップにした。
　可愛いケースを、と思うも、基本はお散歩スナップなのでバッグから出してすぐ撮れるようにハダカ状態。UVフィルターを付けたのでキャップもなし。

　通常のコンパクトカメラでは標準装備の内蔵ストロボがないが、ホットシューとマニュアルモードがあるので、大型ストロボで撮影することも可能だ。専用ストロボもあるけど、使い勝手はサンパックのPF20XDの方が良い。

　20cmぐらいしか寄れないが、フォーサーズの画質なので仕方がないところもある。コンパクトデジカメはこの通称「デジペン」で打ち止めにして壊れるまで使うつもり。