友人からRZ pro II を譲り受けた。
　細かい箇所だが全体的に改良されていて、なかなか使いやすい。一番の改良点は巻き上げ時のコマズレだろう。初期のRZはさんざんだったから、このpro IIは嬉しい限りだ。
　それでもフィルム装填時、フィルムバックのダイヤルを回してセットしてはならず、必ずボディのレバーで行うのがコツだそうだ。

　初期のRZ用プリズムファインダーやワインダー、フィルムバックは、pro II には適合しないと以前どこかで聞いたことがあるけど、ちゃんと装着できて稼働していた。何が適合しないのだろうか、不思議だ。
　また、中間シャッターが装備されたが、スタジオで撮ることが殆どなので私にはピンとこない。ネーチャーなどのフィールド系には重宝するのかもしれない。

　デジタル全盛となった昨今、135は限りなくデジタルオンリーになったけれど、画質としてデジタル/銀塩の境界線にあるのがこの6×7。
　出番は減っても当分は現役主流となるカメラだろう。