Schneider 150mm f5,6

Schneider 150mm 見えっ張りの最右翼なので、大して値段が変わらなかったので、舶来のレンズを最初にジナーfと一緒に買った。シュナイダーとかいうドイツのだ。

 大きなアルミケースを担ぎ、ホルダーにはネオパンSSを入れて、あっちこっちの町並みをスナップしまくった。
 とは言ってものべ300枚ぐらいだったけど。
 ホルダーが10枚しかなかったので、なくなれば暑い夏の路上や寒い公園のベンチにてダークバックを広げて入れ替えたのが、今思うと懐かしい。

 100枚入りポストカード印画紙の箱に入れておいたのが、ぴったり入ったものの最悪の原因だった。大掃除をしていて、不要なプリントだと思って確認もせずに廃棄してしまったのだ。
 迷作「MY COMPANY」の最初の写真には、もうネガがないのである。
 その写真、8×10に伸ばしたらシャープに写っていて特に問題がなかった。写真展の時に伸ばした2m×1.5mを良く見たら微妙にカメラブレがあった。
 恐るべし大判カメラ!