台湾短期留学滞在記
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【 鹿港再訪 】 2009.12.6 22:59

 台北在住のはんちゃんに連れていってもらった鹿港は、静かな街で古い建物を残すエリアもあったりで、とても好きな街の一つだったが、今回来てみれば、そんなエリアは何処へ行った?

 子供姉妹に案内されて入ってみた「鹿港老街」は、入り口のほんの50mだけがそんな雰囲気の建物が並んでいるだけで、お店は何処にでもあるようなお土産屋だ。
 その老街が終わる先の道は屋台が並ぶアメ横風通り。取り立てて鹿港でなければ見られない光景ではない。
 やや落ち込み的にトボトボと歩いていたら「楊桃汁」、やっとやっと見つけたよ楊桃汁、これだよ(写真左)。
 思わず「おねーちゃん、楊桃汁、一杯〜!!」

 以前見たのは、同じくレンガ作りの家並みが並ぶも、鹿港の歴史資料館やその雰囲気をそこなわないお店が多かったのだが、エリアを間違えたのだろうか。記憶は単に美化されてしまっただけなのか。

 ブラブラ歩いていてある廟にたどり着きパシャパシャ写真を撮っていたら、女の子に声をかけられた(写真中)。
 嬉しいな台湾だけだよ女の子から声をかけられるなんて、日本なら煙たがれるオヤジだからね。

 国籍不明のアジアガイジンに興味を持ったあたりだろうか、いきなりイングリッシュ〜!分かんねぇよ、んなの。
 ここでも私の中国語がいきなり通じない。
 彼女達のを聞いていると、どうやらやはりzh,chi,shiをzi,ci,si風に言っている。
 数日前、私の学校の先生に、方言か?と聞くと、いや国語だ、と応えた。
 台湾の中国語は、北京語風標準語的「普通語」と同じ、と聞くけど、じぇったいこれはいわゆる方言だと思う。外国人学習者の頭のいたいところだ。

 聞けば高校生仲良し3人組。
 おお、女子高生だよ〜!間違っても「お口だと幾ら?」なんて聞いてはいけない。それは渋谷だ(と思う)。
 彼女達をパシャパシャと写真を撮っていたら、私たちも一緒に、とそれぞれの携帯でツーショット、鼻の下が長くなって写っていたかも。
 明日の学校で「昨日、変な日本人と会ってさ、携帯で写真撮ったんだよ、見て見て〜♪」なんて話すんだろうな、日台友好だよ、これは〜。

 女子高生というと、どうもルーズソックス&茶髪&ド化粧のシブヤ系をイメージするのだが、こちらの女子高生、たまたまなのだろう、聡明そうで可愛く、おじさんから見ると「正しい女子高生」だ。

 彼女達に道順を聞いて、鹿港で一番大きな龍山寺へ行った(写真右)。
 あ、来たことがある、思い出した。ここで撮った2点を拙展「曇天台北」に出品したんだ。
 日曜日で人が多かったが、ここはあまり人がおらず15年前と変わらず静かなお寺だった。

 15年前にこの鹿港にて手彫りの観音菩薩を買った。
 トップページ → 「但仔麵」 → 「台湾のお土産 vol.1」
 その通りの一部分だけ仏像等を売っているお店が並んでいた記憶があり、やっとそのエリアを見つけた。買った店は忘れたけど。

 でも、あのレンガ作りの通りは見当たらなかった。
 あとで、はんちゃんに聞いたらやはり場所が違っていたらしい。来週の日曜日、またリベンジかな。



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