台湾短期留学滞在記
01/06 プリント注文 その3 
01/06 田舎のバスは〜♪ 
01/05 プリント注文 その2 
01/05 ダンキンドーナツ 
01/05 プリント注文 
01/05 春陽部落での食事 
01/05 Seteq 
01/04 ちょっと痛かった 
01/04 山羌 
01/04 霧社の霧 
01/04 美燕坊ホテル 
01/03 台中〜埔里〜春陽部落 
01/02 ビバ、スカイプ〜 
01/01 学校は4日から。 
01/01 回って回って・・・ 
01/01 タラコ 
01/01 謹賀新年 
12/31 カウントダウン 
12/31 跨年 
12/30 晦日 
12/30 春だ! 
12/29 牛肉麺 
12/29 春陽部落 
12/29 原住民部落 
12/27 台湾ビール 
12/25 帰省ラッシュっすか? 
12/25 スースースーのプレゼント 
12/24 イブはプチご馳走 
12/24 「渡小月」 
12/23 もう一つの乾麺 
【 霧社の霧 】 2010.1.4 13:37

 この春陽部落周辺で一番賑やかなところは霧社事件で有名な「霧社」という集落。地元の人達が抗日蜂起した箏ぐらいしか知らなかったけど。

 「この辺の夜は寒いの?」
 娘さんは「7時から10時ぐらいが寒いですよ」
 何を言っているのだろう?それじゃ10時以降はどうなんだよ?とツッコミを入れたくなってしまう返答だった。
 おそらく私の聞き間違えだろう。いくらなんでもこの返答は変だ。

 5時におかみさんの車で、旦那さんのいるところへ行った。
 何か説明しているのだけど良く聞き取れない。
 行ってみれば春陽部落の背面の山の中腹にあるところだった。方向としては前回泊まった「清境」という場所の途中辺り。

 採れたての野菜やお土産などを売る店の建物を作っていた。2〜3週間でできあがるそうだ。
 その建物から見下ろすと春陽部落が見える。写真の部落から左へ伸びる道の先にぽつんとある建物は、前回行ったはんちゃんの友達の家だ。

 暮れなずむ頃、写真の右側の山向こうから大きな霧が立ち昇ってきた。ちょうど霧社の辺りからだろう。
 あ、だから「霧社」?
 その霧は私たちのほうにもやってきて、小雨がパラついてきた。
 昼間の酒が抜けていないところに、先に缶ビールを飲んでしまったので、ご馳走もイマイチ食べられなくて、なんとか茶わん一杯のご飯を食べ切った感じだった。

 7時頃戻って部屋に入ると、確かに冷え込んでいる寒さがある。
 ベットの上には赤いフカフカの毛布、そして厚目な布団がかけてある。毛布の下はベットカバー。さて何処に入るべきなのか?寒いので毛布の下に入った。
 9時頃、ダラダラとテレビを見るのも飽きてしまったのでビールを飲むことにした。
 お洒落なおかみさんなのだろう、あちらこちらにのテラスや壁にクリスマスモールが張り巡らしてあって外から見ても綺麗だ。12時過ぎまで点灯していた。

 3階のテラスから外を見ると似たようなモールがチカチカしているのが見えた。
 唯一のお洒落な洋風屋台だ。
 行ってみると、そこだけお洒落なカウンター風になっていて、ハムとチーズのトーストを頼んだ。25元(75円)、安いな、と思うも単にトーストしたのにチーズとハムが挟んでいるだけで、バーターやマーガリンとかはない。
 それでもこんな場所でトーストが食べられるだけでも幸せだ。もちろん塩をパラパラ振りかけた。
 フロントで台湾ビール50元(145円)と一番塩っぱそうな毎度のえびせんスナックを買って部屋に入る。

 2本目のビールを飲み始めたのが10時半ぐらい。
 ふと気付いたら、先ほどの冷え込みがなくなっている。テラスに出てみると先ほどの寒さもない。あの娘さんの言っていたのは本当だ。でも、不思議だ。霧の関係か。

 テラスで一服しながら小さな町並みを見ていると、家並みの明かりがたくさんついていて、かつ、まばらだけど人通りもあり、もちろん、どこからかカラオケも聞こえてくる。エコーかけすぎだよ。
 先ほどの洋風屋台は9時までなので閉まっているけどイルミネーションは点灯したままなのでマスターが寝るまでついているのだろう。
 ホテル前の万屋は10時でも開いていた。単に酔っぱらいのオヤジがそのまま寝てしまったのかもしれないけど。
 小さい村だけど意外と夜も元気だ。



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