前回は、学歴が大学中退の高卒だったので還暦までに学士取るぞ!だったが、その還暦を迎えてしまうと、復学の大義名分が見つからず、単なる「老後の暇つぶし」を見栄張って「老後の生涯教育」などと唱えてしまった。
こういうのは自分で興味のある本を買って家で精読するだけでも生涯教育にはなるのだが、一人だとなかなかそれができないのが凡人なのだ。しかし見知らぬ内容の本を読まされ、かつレポートなんぞも書かされ、かつ金も払わされ、拙宅から500kmも離れた場所に時々出向かなければならない、まさに自虐的ドMに徹しないと成就できないのは、はっきり言って情けないのだが、細かいことは考えないようにするのが年寄りの智慧だ。と信じたい。
ところで、佛教大学の通信教育課程においては、義務教育を受けた日本語レベルで3,4行の志望動機を記して、お金を振り込みさえすれば、指名手配中とかではない限り確実に入学できる。よって、Fランクであり、偏差値ゼロとも言える。しかし卒業できる偏差値はかなーり高く、聞けば通信教育課程の大学卒業率は10%超えるかどうからしい。