最近の小学校には、児童館というのがある。
考えてみれば、低学年の授業なんて5限目そこそこで終わるので、幼稚園同様、1時過ぎには帰ってきてしまう。
保育園からの共働き夫婦の子供はどうするんだ?ということでできたのが児童館。3年生まで利用することができ、授業が終われば、そこに行き夕方まで預かってくれるという素晴らしい施設だ。おまけに費用が安くて数千円にも満たず、最初の0歳児預かりの月数万円からすれば、どんどん銀行から引き落として!だ。
ある日、迎えに行くと、他の友達が一人机に座って児童文学みたいな本を読んでいた。
「おまえも少しは本を読めよな!」と言おうとしたが、自分の小学生時代を思い出して言い留めた。
限りなく本なんて読まず、毎日暗くなるまで外で遊んでいたわけで、そんな父親が言ったって説得力なんてある訳がない。今度、代わりにカミさんに言ってもらおうと思っている。
迎えにゆくと必ず何かを作っている。
児童館が用意してくれる、いちごなどの入っていたケースやお菓子の箱を利用して置物や小物入れなどを作っては色付けしたりしている。
「りんちゃんは、本当に工作が好きで、いろいろなのを作っているのですよ〜。」なんて先生に言われて、思わず、「はぁ、そうなんですかぁ・・」と答えるしかない父親。
男の子の工作好きはなるほどと思うけど、女の子の工作好きはなぁ?小学校の通信簿で唯一5だったのが図画工作という父親の血を引いているのは嬉しいんだけど。
今度、NTカッターと定規でちゃんと綺麗に紙を切れるようにとか、NTカッターで好きな形にボール紙を切れるように教えようかなと思っていたら、例の小学女子児童の殺傷事件があった。
子供にカッターを持たせるな、みたいな風潮を感じるが、カッターが上手くなるのには、ガンガンに使って自分の指や手に幾多の怪我をすることなんだけどな。
器用だなと思うのは、娘の絵 (写真) よりも、この素材である。
普通のチョコレートやビスケットの入っている箱を平らにして帯状にカットする (これは児童館の先生達が行う) 。子供たちがそれらを交差させてこのように作り、その上に絵などを描いてゆく。
なかなか上手く繋がっていると思う。将来は、画家じゃなくて大工か?!
文字は相変わらず、ひらがなとカタナカが混同していて、最後の「コースた・」みたいなのは「コースター」。
カタカナの使い分けなどは、2年生で習うものだと信じたい〜。 |