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自作チョコレート 2008.2.14

自作チョコレート 娘がバレンタインデー用のチョコレートを作っていた。
と言っても小学4年生だからチョコレートを溶かして型に入れて上からトッピングして go to the 冷蔵庫みたいな感じ。
 今までサポート de カミさんだったのが一人でできるようになったのは良いことだ。

「バレンタインのチョコレート、作ったんだ」
「誰にだい?」
「とーちゃんと下のじーじと、団子じーじー(岳父)、マンションじーじー(岳父の弟)だよ」
「ちょっと待て、下のじーじーは死んでしまったじゃないかい」
「だ・か・ら、仏壇にあげるのだよ〜、なに言っているの?とーちゃん!」
 あぁ、私はなんて親不孝でバカ親なんだろうか、娘に教えられるとは・・。
「ちゃんと、とーちゃんにもあげるから何かちょーだいね?」

 女性自ら男性に愛を告白するのは奥ゆかしくない風潮の中、年に一度その日だけ女性から告白しても良いという雰囲気だったバレンタインデー、というのが私の小学校〜中学校で、今から40〜35年くらい前。
 貰った男性が、その告白にOKだったら翌月の14日にお返しをするのがマッシュルーム、じゃなかったマシュマロデー。 Noならお返しなし。
どっちにしろ企業戦略だけど。

「えーーー??好きじゃなかったらお返ししないの?」
「ねーよ、んなの。あげたら勘違いされるじゃねぇか」
「じゃ、とーちゃんは自分の娘が好きじゃないんだぁ?」
「おまえ、なんか勘違いしてねぇか?」
 義理チョコは今の40才ぐらい以下からのことで、50才ぐらいの人に言っても???だと思う。

 娘の小学校では、学校内で(バレンタイン)のチョコレートをあげるのは禁止だそうだ。
 あーにを言っちょる。
 そういう個々の主観による差別の洗礼を受けなくて、大人への成長もままならないぞ、と思ったりもした。当然、私は恩恵を受けていない方だ。
 中学の時に、モテ過ぎるぐらいのクラスのA君がいて、先輩後輩からのチョコレートプレゼント攻勢が続き、彼の机の下からわんさかチョコレートがはみ出ていたのを負け組仲間と一緒に見ていてくやしがった思いでが今でもトラウマ。

 それでも、その本来の方式に添って貰うことが何回かあったけど、願うことならディオスよ、私好みの女性からに何故してくれなかったのだ、というのが全てだ。
 この辺から無神論者になってゆく。神なんて、いねーよ!!と叫んでしまうのだな。

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