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絵付け 2008.3.27

絵付け 以前、益子へ行ったついでに、まだ保育園だった娘用の茶碗と湯飲みを絵付けした。
 地味な仕上がりだけど娘はずっとそれを愛用していた。親バカ的に嬉しいぞ。だが6年目にしてヒビが入ってしまったので「んじゃ絵付けに行こう!」。

 北関東自動車道が真岡までできたので、岩槻インターから1時間弱。そこから益子まで20分。
 寝坊して9時ぐらいに出発したのが10時半には着いてしまった。早いっ。

 以前、作った所を探したのだが記憶がいい加減だったのか見つからなかった。
 同じ益子の中心地を抜けたハズれの山の麓辺りの似たようなところにした。
 探したらちゃんとサイトがあった。
 長谷川陶苑:http://hasegawatoen.co.jp/kyoshitsu/main.html
 前回の工房は絵付け用の素焼きの種類がたくさんあったけど、今回の長谷川陶苑はあまり多くない、その変わり前回が2色だったのがこちらは3色。ちょっと嬉しい。

絵付け でき合いの素焼きのに色や文字を書いたりするのを「絵付け」というらしい。初めて知った。
 初体験の娘は、自分用とカミさん用の茶わんと小さな平皿に娘はせっせと絵付けをしていた。平皿に「一期一会」と書こうとしたら焦って間違えて「一斯一会」と記してしまった。
 「そこを同じ色で塗りつぶせ!」
 「いいよいいよ、これで、思い出の記念ね」
 A型のくせにこだわらないやっちゃなぁ。

 壁には近所近郊の小学生達の感謝の言葉などが貼ってあった。
 親切な工房のあんちゃんが「郷土の名産」ですから・・「いやいや、益子焼は全国区でしょう」と返答したが、はて、益子って何県だ?
 おそらく栃木県だと思うけど、栃木県って宇都宮〜栃木〜日光〜黒磯などのような風景イメージがあり、益子の景観はどう見ても茨城県だ。

 次回はロクロにチャレンジしてみたいとのたもうた。ぶひ〜。
 作って乾燥させてから絵付けするので、少なくも1〜2週間ぐらい空けてもう一度来なくてはならない。
 そこから絵付けして仕上がりを受け取るまで2週間ぐらいかかるので、粘土のゼロから作り始めて受け取るまでのべ1ヶ月ぐらいはかかる。しかし逆にこの忙しいご時世には良いタイムスパンかもしれない。

絵付け 無料休憩所とか道の駅とかで弁当を食べようと思っていたのに、車の中で食べたいと、これまたのたもうた。うひ。
 娘にとっては車の中での食事は珍しいのだろう、畑の横にぽつんと桜が咲いていた木があったのでそこに停めて弁当。窓を開ければ暖かな日差しの風が車内に入りこみフロントガラスに幾枚かの桜の花びらが落ちてきてそれはそれで風情があった。

 最近綺麗になったような益子駅に行ってみたが、一直線に延びる単線そして直線レールというのは風情がある。
 駅前に車を停めて、益子周辺を散歩しよう、と言うと「えええー、面白くない」。ガキを連れてのお散歩スナップ自体、考えが甘かったようだ。

つづく・・

迷作茶碗
迷作茶碗 迷作茶碗
迷作茶碗 迷作茶碗
写真上
 側面は、川の流れに縁に満開連なる桜並木。
 中は桜で囲まれた小さな池。なかなか風情がある。

写真下
 側面は、桜模様と猫の足跡。足跡がキッチュだ。
 中は何かと思ったら湖面に落ちて揺れる桜の花びら。なかなか詩的だ。

Taza de mujer
迷陶工
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