ついこの間、入学1年生と思ったらもう3年の卒業だ。
時を振り返ると早いと思うのは年齢的にイベントが少なくなるという主観的経験則からだ。3年前の自分を振り返ると変わらず貧乏カメラマンで、今はそれから十数億ぐらいの細胞が減少したぐらいで、変わったのはちょこっと大学生の身分になったぐらいだ。通信教育の仏教大学文学部中国語学科在学中。娘がじゃなくて私がだ。
緊張しているのか娘の姿勢が変だ。昔の教科書で見たネアンデルタール人を想起させる。ヨガでも習わせようか。
式の目録を見ると64回となっているので、1949年、つまり昭和24年創立だから、それなりに古い中学校なんだ。って私の母校でもある。
娘の卒業式だけど、ちょうど39年前の今日、私もそこにいたと思うと、なかなか感慨深いものがある。
市の予算が少ないのが幸いに、建物など殆ど当時のままだ(涙)。
私の時には「蛍の光」と「仰げば尊し」が卒業式定番ソングだったけど、「蛍の光」はパチンコ屋の閉店お知らせのイメージが強過ぎるのか、今は全く聞いた事のない曲を歌っていた。
最後に校歌斉唱があったけど、それこそ39年振りに口ずさんでしまった。因に、小学校、高校、大学のは全然覚えていない。
3年間の中学校の行事を撮りに行っていつも思っていた「次回からは必ず、レンズ70-200 f2.8を持って行こう」と誓っていたのが、とうとう最後の最後の卒業式でも思ったことだ。
ついコンパクトな18-200 f3.5-5.6を持って行ってしまい「暗れぇよ〜」。
Nikon D800のISO 1600以上は「D300よりちょっと良くなった」ぐらいで、2倍に薄めたアメリカンコーヒーにネスカフェの粉を少し加えた感じで、基本はISO800までだ。
因にその体育館の光量は、ISO3200 1/80 f5.6で「写ってくださいね〜お願いしマース」ぐらい。
高校の行事には、おっくうがらずに白の80-200を持って行こうっと。 |