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スクールフォト 2016.3.5

 中学校までの文化祭や林間学校、運動会、修学旅行などのイベントにはたいていカメラマンが随行していろいろ写真を撮ってもらっい、後日廊下にサンプル写真が張り出される。
 子供たちは、希望する写真の番号を記したメモとその写真代金を入れた封筒を先生に渡し、そして後日その写真が届く。今だと「学校写真」または「スクールフォト」と称し、そのカメラマンはたいてい「写真屋さん〜」と呼ばれる。20代の頃は、ずっとこの学校写真をやっていた。
 娘の場合も中学までは同じスタイルだったけど、私立の女子高だからかもしれないけど全然違っていた。

 あまり気にしていなかったけど、壁に張り出される事は3年間一度も無かったように思える。卒業式当日、学校写真の注文の案内をいただいた。
 それには、指定されたサイトに行きIDとパスワードを入力するようになっていて、1年から3年までのスナップ総てをブラウザーサムネールで見て注文するスタイルになっていた。
 高校生になるとそれぞれスマフォを持っているので、取り立てて廊下にサンプル写真を並べても、見るのは当人なのでそれほど注文があるとは思えない昨今。それならば、より購買係数が上がりそうな父兄にも、というところでは、webにてサンプル写真を見せて、アマゾンやヨドバシコム感覚でポチッ → カード決済は、なかなかグッドアイデアだと思う。サービスサイズは70円、2Lは200円と、なかなかリーズナブルだ。

 注文サイトを見ると、入学式から卒業式までのイベント項目に分かれているので選択しやすい。
 が、うちの娘の高校は9クラスあり、同じ歳のJKが同じ制服を着て、同じようないでたちをしているので、はっきり言ってそこから自分の娘を探しだすのは老眼も相成って「ウォーリーを探せ」難易度がある。

 写真番号を見ると9000カットぐらいある。
 写真に撮られる、写真に写ることは別に気にしない娘なのだが、とにもかくも娘の写っているカットが何十回ブラウザーしても見当たらない。カメラマンに嫌われているじゃないかい?
 見つからないイライラが極地に達し、娘を呼んで見てもらう。
 当人だから、これとこれに写っているよ〜。良く見ると画面のはじっこに通行人風とか、友達の後ろにちょこっと顔が見えているとか・・「心霊写真みたいなのは要らないんだよ、ちゃんと写っているのを言ってくれ」。
 で、娘が指示した写真を見ると影薄いな、確かに写っている。影が薄いのはマイナスにはならないけど、9000カットの中から探すのは大変だ。

 卒業式のになると全然分からない。
 講堂2階から俯瞰気味に撮ったのがいろいろ沢山あるのだが、鎌倉長谷寺の水子ゾーンのように、マッチ棒の先端を並べまくった写真が並びまくり、これだけでごめんなさい、見つけるの無理っす。せめて卒業式は目立つようにモヒカンカットか、パツキンパイナップルヘッドとかにしてくれたらすぐ分かって良かったのだが。

修学旅行修学旅行修学旅行

 結局、9000カットの中でちゃんと娘が写っていたのは、修学旅行でアメリカに行った中の3カットのみ。それも普通のレストランとお土産屋さん、機内での数人でピース写真、これじゃ浦安ディズニーに行ったのと代わり映えがしない(涙)。
 こんな写真注文、すぐ終わると思ったら9000カット、結構てんこ盛りだ。4時間ぐらいかかった。目がしょぼしょぼ・・。でも時代的にはこういう方法がベストだと思った。

 で言うと、卒業してから1ヶ月半ぐらい経ったが、卒業アルバム、まだ来ない。いつ来るんでしょうか?来ねぇよ・・。
 一つに高校の卒業アルバムって大学の入学式の前に届かないと意味がないところもあるんだけどなぁ。

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