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三野さんのメキシコ便り:

メキシコシティ-1

 バモス会員の三野義孝さん(東京都葛飾区)が7月から1年間の予定でメキシコへ渡りました。
 現地からメキシコの様子を伝える写真をこれから定期的に送信してきます。
 三野さんはバモスグアテマラ学校へ数度訪れ、現地の子供たちと交流しています。
 今回もグアテマラへ再訪する予定です。

 

以下の写真は、メキシコ・シティから

ソカロでは毎日のようにアステカの民族舞踊が踊られている。また、アステカ・ダンス、政治集会、コンサートなど、さまざまなイベントも行われている。 大手の薬局チェーン店。時々着ぐるみが踊っている。 市内観光用のバス。5〜6年前にはこんなバスなかった。
 
9月16日の独立記念日に向けて、街の飾り付けが少しづつ増えてきている。 映画「シュレック」のロバを使っているところが、とてもユニーク。 ルチャ・リブレ(プロレス)も人気スポーツの一つ。試合場の前ではマスクも売られている。


三野さんのメキシコ便り:

メキシコシティ-2

独立記念日数日前から、ソカロではさまざまなコンサートが行われている。 独立記念日が近づくと、街のいたるところで国旗が売られている。 9月16日の独立記念日には、多数の軍人がパレードで行進する。

国旗にデザインされている
鷲と蛇とサボテン。
昔はこのデザインの国旗を
使っていたが、
今の国旗は鷲が横向き。
夜になるとライトで照らされて、とてもきれい。


三野さんのメキシコ便り:

プエブラ

 11月1日と2日は死者の日。
 これは日本のお盆みたいなもので、家にはオフレンダという祭壇を飾り、お墓にはたくさんの花を供える。
 プエブラ市内では路上や公共施設のパティオ(中庭)などでも、色とりどりのオフレンダが展示され、オフレンダのコンクールも行われる。

 そのプエブラ市から南西に約50kmのところにある、ウアケチューラの村。ここは白を基調としたオフレンダで有名なところである。家庭のオフレンダは遺族や先祖のための祭壇で、もともと一般に公開するものではないが、この村の一部の家では10月28日から11月2日まで観光客にもオフレンダを公開している。

 プエブラで見てきたオフレンダは、展示会用に作られたもので、ある特定の人のための祭壇ではないが、ここのオフレンダは家の人が自分の遺族や先祖のために心を込めて作ったものだ。だからオフレンダを見ていると、その家の遺族や先祖に対する思いが伝わってくる。
 中には最近家族を亡くした家庭もあり、さらに遺影を見ると、故人がまだ若かったことを示している物もある。

 オフレンダを公開している家の中には、訪れた人にココアとパンをふるまってくれる家もある。家の人も故人を訪ねに来てほしいという気持ちもあるのだろう。この村のオフレンダを見始めたときは、見た目の美しさだけが印象的だったが、2軒目3軒目と見ていくうちに、だんだんと死者への敬意をいだきながら見るようになってきた。

     
中南米に生息するトゥカン。プエブラにはアビアリオという鳥の動物園みたいなものがあり、中南米の珍しい鳥や貴重な鳥などが見られる。ドームの中で放し飼いにされている鳥もいる。 タイルはプエブラの名産品の一つ。教会の屋根や建物の壁などにも張られている。場所: テウアカン(プエブラの南東120km) 11月2日のお墓参りの日には、お墓が色とりどりの花で飾られる。場所: アトゥリスコ(プエブラの南西30km)