日本における中国語と言えば、簡体文字で発音記号はピンイン。英語アルファベット表記なので違和感がない。
台湾では繁體文字が使われ発音記号は注音符号、いわゆる「ボポモフォ・・・」だ。
ある在日台湾人が「注音符号の方がブレがない」と言っていたが、「ふぅ〜ん、そうなんだ」ぐらいだった私。
注音符号について → ウキペディア
実際台湾に来てみて、ちょこっと注音符号を試してみると、あ、なるほど〜、確かにブレがない。
しかし、日本人の入門中国語学習者にとって注音符号のメリットはこれだけしかない、と言っても過言じゃない。
以下、デメリットがめちゃくちゃある。
1:日本では注音符号での中国語学習機会が限りなく少ない。
2:台湾人講師に習うしかない。
3:注音符号の幾つかが、ひらがなに似ていて覚えづらい。
4:ある程度発音を覚えてしまえば注音符号、ピンインにこだわる必要がなくなる。
5:中国語検定に受かりづらくなる。
6:キーボード配列に打ちやすさが考慮されていない。単なる、あいうえお順。
とは言え、せっかく台湾に来たのだし発音もいまだ良く分からない初心者なら、いっそのこと注音符号を覚えてみよう、と思った。どうせ滞在中はヒマだし〜。
発音しながら書いて書いて覚えるしかないけど、全部で40幾つのを順番に覚えてゆくのは大変だから、gkh、zcs、ai/ei/ao/ouなどとパートに分けて覚えている(2009.12 現在進行形)。
一応覚えたのだけど、バラバラになって出現すると??の状態なので、以下のような簡易PHPを作ってみた。
左が注音符号、右の黒枠にマウスを持ってゆくと、それに対比したピンインが赤文字で表示される。
右側の「再表示」ボタンを押すとランダムに注音符号が表示される。
二つの注音を組み合わせた結合韻母も幾つか登録してあり、その表示で()があるのは個人的な便宜風表示。
あまり注音符号を覚えようという人はいないと思うけど、上記のPHPスクリプトは以下からダウンロードが可能。
PHPに対応しているプロバイダー等のサーバーにアップしてアクセスすれば使える。ただ、ファイルがUTF-8なのでそれに対応していないエディタ等で開くと文字化けしてしまう。
そのままinde.htmlと同じディレクトリにFTPし http://www.hoge.jp/yourname/zhuyin.php にアクセスするだけ。
このくらいならJavascriptでもできそうだけど、Javascriptを良く知らないのでPHPになってしもうた。
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