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もっとも、殆どの一般家庭では、大皿にそれぞれを盛ったバイキングスタイルが多く、前菜のサラダぐらいだけ順番に食べ、あとは好きなように自分の胃袋に合わせて食べたりするので日本人にとっては楽だ。
どうしても日本人が馴染めないスペインの風習の一つに「自分用に出てきた食事を食べ残しても決して悪いことではない」というのがある。
今でも慣れないが、やはりその量と単一的な料理に飽きる時がままとしてある。
今回、サーモンを食べたかったのを間違ってサーデンと言ってしまい、鯵ぐらいの大きさの塩焼の鰯がお皿に乗って出てきた。香りは良いのだが5匹だ。それも頭としっぽが皿から少しはみ出ている。
さすがに食べられず、ごめんなさい〜の2匹残した。
ランチには飲み物が付いてくる。オレンジジュースは果実を絞るのでグラスで来るけど、水は瓶のボトル、ワインもハーフボトル1本。1人フランスパン1本なので、何処で何を食べても腹一杯になり過ぎる。
スペインの中華レストランはより豪華で、サラダかスープ、それにチャーハンと牛肉のピーマン炒めなどがセットになっている。価格はスペインレストランの半分ぐらい。どうなっているのだろうか?
朝限定のチューロがあり、これは美味しい。
甘党の人なら溶かしたチョコレートを付けながら食べると最高だと思う。左党でもそのまま食べても美味しい。量が分からない私は、1人前と言ったら、綿アメぐらいの大きさでやって来た。これで240円。
家族3人でチャレンジしたが半分食べてタイムアウト。フードバトラー向けの国かもしれない。
残せば良いのだけど、残すぞ!という決意をするのが日本人には難しい。