ハノイ空港
ツアーのスケジュールの関係から、ベトナムのハノイ空港に着いてすぐ、その空港レストランで食事となり、それはベトナム名物「フォー」セットだった。カミさんは何回か食べたことがあるみたいだけど、私は始めてだ。
「フォー」を簡単に言うと、そーめん&きしめん風さっぱりラーメンだ。少しずつ初めてのベトナム料理なるものを食べていったのだけど、日本人の食べ慣れない香辛料や食材をあまり使っていないのでどれも「口に合う」もので、ベトナムにハマる日本人の気持ちが分かった。
私の食べたフォーは、干し牛肉風チャーシューが入っていて美味い。このさっぱり感は、奄美大島の鶏飯、台湾の鶏肉飯に繋がっていると思った。
本場の生春巻きは凄い!
どっから見ても、透明な薄いビニールシートにくるまれていて、それをはがしながら食べようとしたら、空港レストランのウエイトレスがやってきて親切にも、そのまま一緒に食べるのですよ、みたいなことを英語でアドバイスされた。初めて見たパラピン紙みたいな生春巻き。これアートだ。
生春巻き自体には味がなく、ベトナムでは定番的な、辛酸っぱい赤いソースに付けて食べるのだが、塩だけでもありかもしれない。マヨネーズでのマヨラーもありかも。
初日のホテルは海辺のリゾートホテルだけど、部屋が広く、バスルームだけでも四畳半(学生時代のアパートだ)はあり、こういうホテルに泊まったのは何年ぶりだろうか。私で言えば3年前の台湾高雄の円山ホテルであり、カミさんとなら6年ぐらい前の台北シーザーホテルのスイートルーム以来だ。
こういうホテル滞在では、何もしない何処も行かず、ホテル内でぼーっとしているのがベストかも。
カミさんは適当にベッドに横たわりグガー。私は持ってきた例のアンティック風ラジオをかけながら近所のコンビニで買ったポケットウィスキーをグイッ。
ベトナムでの食事にはたいてい一緒に付いてきたソースがある。名称忘れたがアマ酸っぱく辛いヤツで、これが美味くて食欲をそそる。食事後の自由時間に近所の小さな市場やお店を回ってみた。一応社会主義国なので、それほど豪華ではないが一通り食品や雑貨は揃っていた。店の看板には、英語、ハングル、中国簡体字及び中国繁体字が記されていたので、どの国が良くベトナムに来るのかが分かる。殆ど日本語はないので、これから来るかどうかだ。
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