アンダルシアに行く目的は アンダルシアに行くこと
アンダルシアは 風と血と 誕生と別れと 硝煙が 石灰岩に染み込んで 白い路に陰りを落とす エミリオ、パコ、ガルシア 歴史の末端で 息づく人々 イベリアの南の町の片隅で
「ブエノスディアス」 あなたは 人生の陰から 手だけ陽にかざしている 病気の私に 気づくだろうか