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北京語 曇天台北 5-1

 台湾での共通語は北京語だけれども、書かれている文字は簡略されていないとっても難しい漢字を使うが、逆に日本人にとっては分かりやすい時がある。
 例えば「体」は「體」となるのだけど、「骨」→「人」、「豊」→「本」と覚えておけば、別な漢字でそれらが出てきても置き換えてみれば何となく分かる時が多い。

 しかし日本語の漢字と似ているところもあるけれど、「手紙」は「トイレットペーパー」の意味だったりする例外もあるので頭痛の種である。
 「手紙」はおそらく今なら飛行機で数時間で行ってしまう中国と日本の間も、シケと荒波を乗り越えて何日もかけて航海する時代においては紙も貴重品で、航海中のトイレの紙も不足気味になり、王朝などから預かった親書などで代用していたからだと思われる。
 そこから言葉の転用があり、また、その「汚れの印」で本来は点が1つだったのが2つ3つになり、横棒が1本増えたりなどにより、日本語は中国語と似ているけれど違った文字として発展して行き、その例として、部首の「しんにょう」など、形といい曲がり具合なんてそのものだと思うのだけど。

 また、漢字そのものには4つの発音があり、それぞれ意味が違ってくるので、「タンメンとビールちょうだい!」というのが「私の頭に塩を振りかけてちょうだい!」とか「貴女へのラブレターなので読んでください」が「貴女のヒールで思いっきり踏んづけてください!」になるかもしれないので、喋った時の反応を見極め、相手との距離を保つ能力は、中国語の勉強と同時に是非身に付けておきたいところかもしれない。

 8年前、オリンパスホールにて写真展「台北発東京」を開催して以来、機会あって何度か台湾に行ったおかげで中国語も上達し、いかなる会話でも通じるようになり、おおッ!これで中国語はマスターしたぞ!と思ってみると、日本語の通じるお店だったりして、うーむ。

 それでも「おねーさん、ビール2本くれる!」とか「水、ちょーだい!」とか言っても通じるようになった。が、時々ビール4本持ってきたり、スープが届いたりで、まだまだ修業が足りないと思った。