九份
2日目は九份へ。
今はネットから時刻表をチェックできるので便利になったもんだ。以前はわざわざ駅へ行ってメモなどをしていた。
台湾のJR、台湾鉄道、通称「台鉄」に乗って瑞芳駅へ。急行列車の莒光号(ㄐㄩ3ㄍㄨㄤ1)に乗って45分。
九份も良いけど、その先にある金爪石の方がより歴史的な史跡が多いので、半ば無理やり的に金爪石まで行く。
瑞芳駅前のバス停から乗って15元(40円)。
日本統治時代の金山で、50元(135円)の入場料を払うと、ヘルメットをかぶりながら旧坑道内を見学できる。
昭和天皇が皇太子だった時代に作られた皇太子用の家や四連棟(金山管理の日本人役人の住宅)などが見られ、特に四連棟はわざわざ解体し長期保存の為に修築したらしく、そのビデオを見せられて思わず「台湾人、ありがとう!」。
金爪石からバスに乗って九份へ戻れば良いのだけど、これがなかなか分からない。
Uターンするバスもあれば、そのまま先の基隆までとかのバスがあるからだ。あちらこちらの人に尋ね「おお、このバスだよ、これに乗りな!」とわざわざ駆けつけてくれたりして台湾の人は親切だ。
長く続く九份の商店街は屋根のあるアーケードになっているので、日差しは差し込まないけど、賑やかさが熱気を増し、屋外と変わらない暑さを感じさせる。
昼飯をする場所を探すも混んでいたりやっていなかったりだったので、瑞芳駅に戻って探すことにした。
2台のタクシーに乗るのは勿体ないので、やはりここでもバスに乗る。
駅前にも目ぼしいレストランがないところに「美食餐 → 」と記された看板が目に付いた。
建物の中はちょっとした市場になっていてその周辺にいろいろ食堂があった。
店先にはいろいろな食材が並んでいてチョイスしたのを調理してくれたりするスタイル。
各自好きなのを頼みながら台湾ビールで乾杯〜!
それぞれ各自1つ行きたいところを出しあってそこに行く、というのが今回の研修旅行。
九份の後は、國父紀念館と101ビル。
4時半に國父紀念館に着いたので5時からの衛兵交代セレモニーを見ることができた。ただセレモニーは5時ので終わりのようで最後のを見られてラッキ〜。
國父紀念館から101ビルははっきりと間近に見える。九份と金爪石を歩き回った後のこともあるのだけど思いの他遠く、歩いても歩いても着かない。
やっとたどり着いたら展望台への待ち時間が30分。
みんな疲れ果てて30分待って展望台に上る元気なく、そのまま戻り中山駅周辺の中華レストランにて夕食。
帰りがけに気になっていたお店に入ってみた。舞衣新宿斜め向かいにある「程家」というお店。
入り口には、煮玉子、昆布、こんにゃく、角煮などが置いてあり、お好みで碗に持って中で食べるというもので、以前、林森北路からちょっと入った今はなき台南大胖担仔麺と似ている。
看板を見たら「台南意麺」。台湾料理は台南にあり、と聞いたことがあるけど、まさにこれかな。
ゆがいたもやしなども最高で、ついつい多めに台湾ビールを追加してしまった。
マスターに台南大胖担仔麺のことを聞いたら、錦州街辺りに変わったとのこと。錦州街って言えば東西に延びている長い道なのでこれだけじゃ分からないけど、ま、このお店があるから良いか。日本の居酒屋じゃないけど地元の料理をつまみ的に出してくれる。探していた店を見つけたようだ。
塩漬けゆで卵の鹹蛋があるかどうか聞いたらわざわざ奥から持ってきてくれた。ガブっと食べるとしょっぱいので、ちびりちびり食べるのが良い。粥にも合うね。
明日もここだ。
|