私達が泊まった舞衣新宿は林森北路に近い繁華街にあるので通常のと、いわゆる連れ込みの部屋に別れていて、エキストラベッドを追加したツインなので特別な部屋の方になったみたいだ。内装は変わらないけどところどころチカチカとネオンライトがあったからだ。
この部屋に泊まるカップルは窓なんて入らないけど、私達は欲しい!・・と思ったら大きな液晶テレビの裏に隠れるようにして鉄格子付きの小窓が1つあった。どこに面しているのだろう?ホテルの外観を撮ってみて、なるほど〜!
台湾へ行かれたのなら必ずや目に触れるであろうフリーペーパー雑誌「な〜るほど・ザ・台湾」。ホテルに置いてあったのでもらってきた。
初めて台湾に行った1989年にも見かけたので、息の長い雑誌だと思う。
台北市内などの飲食店の紹介や特集記事がいろいろあって読みごたえがある。今月号の特集は「台湾式日本料理」。
美観園という料理店の写真を見ると、もろ日本の居酒屋だ!・・サイトで調べてみると、中華料理屋みたいだ。ま、いいか、今度行ってみよう。場所は西門町誠品書店の近く。
捷運MRTとかに乗っていると良く席を譲られそうになった。
例えば、同行の75歳のご婦人と一緒に立っていると、目の前に私と同じくらいのおっさんが座っている。そのおっさんはご婦人ではなく私に席を譲ろうとする。おいおい、順番が違うだろ。
日本では若い、と言われる時もある私も、台湾人から見たらかなり老年に見えるのだろうか。たびたび席を譲られそうになってショック〜。
私達の語学レベルは殆ど一緒で違いがあるとすれば、渡航経験ぐらいなもの。
最初は臆していたものの、電車待ちのホームのベンチ、バス待ち、車内などありとあらゆるところで地元の人達に話しかけていてびっくりした。で、ちゃんと通じているのは凄い。中級クラスは伊達ではない。こういうのって習うより慣れろ、って感じなんだろう。やはり通じると嬉しいよね。
行きの空港からのバスでも話をしていた。若いアベックの二人。
「何処に行きますか?」と聞かれたので「九份と三峡かな?」
「私達も九份へ行きますけど、三峡は知りません」
「え?鴬歌駅からバスですぐの三峡だよ。九份は瑞芳駅からバスとかですか?」
「鴬歌駅も瑞芳駅も良く分かりません・・」
四声がまた違ったのかなぁ?「え・・・、どちらから来たのですか?」
「シァンガァンです」
一瞬、そんな発音の台湾の地名を探してしまった。おおお、香港じゃないかい。外人だ〜!!←台湾に来て「外人」と思ってしまう感覚がプアーな私。
他にも淡水で香港のアベックと出会ったけど、意外と香港からの旅行客が多いのかも。発音は違うけど漢字が同じだからかな。