三峽
 三峽への行き方はいろいろあるみたいだけどホテルの人が言うのには、鴬歌駅からが一番分かりやすい、とのことで、新竹方面の区間車(各駅停車)に乗って鴬歌駅へ行く。31元(83円)。
こじんまりとした可愛い駅だけど、バス停とかが見当たらない。その辺の人に聞いたら駅前ロータリーで待っていればそのうち来る、とのこと。
果たして10分後にやってきた。
同行の人の悠遊カードは使えるのに、私のはいつも「壊れているから、現金で払って」。とうとう最後までバスでは悠遊カードが使えなかった。不思議だ。
10時前に着いてしまったので、三峽老街の店もまだ開いていない。
代わりに隣のエリアでは市民市場が真っ盛りで、野菜、果物、魚、肉などが所狭しと売っていて、みなさん、むしろこちらの方で盛り上がっていたみたいだ。
食事は先ほどの市場で見つけた「自助餐」、つまり自分で欲しいのだけ盛って、その目方で幾ら、というもの。
メニューを見ても良く分からない料理を食べるのなら目で確認したものを食べる方が確実だ。短期留学していた台中で良く食べていた自助餐、懐かしい味がした。
またバスに乗って鴬歌駅に戻り、汽車に乗って台北へ。
捷運淡水線に乗り換えて士林駅で降りる。故宮博物院へ行き「翠玉白菜」を見に行くのだ。駅前のバス停プレートを調べているとバスがやってきた。
 車内でも上品なご婦人に話しかけられたが、こちらも綺麗な日本語を喋っていた。
「翠玉白菜」の前は長い列があったけど15分待ちぐらいで見られた。帰りに士林駅付近に蒋介石の屋敷があるというので行ってみた。「士林官邸」という名称。
閉館時間をちょっと過ぎていたけど何とか入れてもらいダッシュで見学。
受付の女性に「台湾では蒋介石のことをなんて言うの？」、「蒋中正先生です」、なるほど。
 明日は帰国するので最後の台湾の夜は、昨日の「程家」で乾杯。
ホテルの目の前なので、途中から「お先に・・」というのがあって、最後は3人、何本飲んだか覚えていない。10本ぐらいかな。
一人が「マッサージに行きたい〜」。
真面目なマッサージということなので、大欣ホテル前にある「楽天養生会館」へ。
足裏マッサージ、60分で1000元(2,700円)は安いそうだ。調べてみると、このマッサージ屋、それなりに有名みたいだ。
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