蘇州
3泊4日で47,000円のツアーなので、その食事に期待をしてはいけないと思う。
食べる場所は、その辺の安い飯屋とかではなく、それなりのレストランなので食べ物で、あたるということはない反面、似たような料理になってしまい、その単調さに飽きてしまうところはあった。
広い中国、各地方独特の料理があるとは言え、中国料理は基本、煮るか焼くか蒸すか炒めるかなど、たいていは火を使った料理なので何種類の料理が出てきても、そこはかとない類似感があり消化不良が残る。
たいていチャーハンと白米も出てくるが、米はインディカ米なので白米だと慣れない臭いが漂い、なかなか食べられない。インディカ米は炒めてグッドである。
ツアーの最後の方になると、みんな「サラダ食べたい〜」、「納豆食べたい〜」と相成った。
ツアー参加者に若い中国人夫婦がいて、なんで?
大連出身の彼らはもう10年ぐらい横浜に住んでいて、自国の他の場所へは行く事がなかったので今回のツアーに参加したとのこと。なるほど〜。
蘇州周辺は、湖とかがたくさんあるので水郷の町があちらこちらにあるようだ。
運河の両岸に家々が建ち並ぶさまは旅情たっぷりの光景である。ぽつりんと船に乗ったりして運河沿いの宿にのんびり泊まるのに憧れたりもした。しかし、食事は中華だ。朝食は粥で良いとしても、昼と夜は単調な中華だ、と思うと今一つ気乗りしないところもある。まだまだ中華料理に慣れない。
歴史ある古い建物が建ち並ぶ通りを台湾では「老街(ラオジエ)」と称するけど、かの大連夫婦に聞いたら、中国では「巷子(シアンズ)」と言い、逆に「老街」は歴史的な建物とは関係のない普通の「横丁」を指すようだ。また、「胡同(フートン)」とかではないようだ。ふーん。
座る度にビールを飲んでいる叔父にとってはビールは水代わりなのだろう。
胃ガンにて胃を除去してしまった80歳が飲みたいと思って飲んでいるのだから元気な証であろう。痛風持ちの私にとってはビールはご禁制アルコール飲料だけど、とうとう叔父に釣られてガツガツと飲んでしまった。帰国後、重度の痛風と相成ってしまった。
中国のビールと言えば「青島ビール」が代名詞でもあるが、昨今「雪花ビール」というのが幅を利かせてきた。キリンとサッポロみたいな感じだろう。
中国のビールはおしなべてさっぱりしてはいるが韓国のビールほどではないので、発泡酒ではなくビールなのだと思う。ただ、いろいろと種類はあるのだがさっぱりしているので私にはその違いが分からない。
上海のレストランに叔父が大好きなサントリープレミアムがあった。サントリーは中国語で「三得利(サンダリ)」というようだ。
外国人のツアーが行くようなレストランなので、普通にビールを注文すれば、必ず冷えたのが出てきた。
観光地などの売店などでミネラルウォーターを買おうして、「冷えたのはある?」と聞くと、50%の確率で奥の冷蔵庫から冷えたのを出してくれる。
しかし、観光客が殆どいない一般市井にある売店とかだと100%ない。
「冷えたのはないけど、これは結構冷えているよ」と、店のあんちゃんが指を差した先には、奥の日の当たらない棚に乗っているミネラルウォーターがあった。それは常温だよ。
滞在中は、連日汗ばむ陽気の25度を越えていたけど、やはり中国人は冷えたモノを摂取しない文化を踏襲しているようだ。
何年か前の北京のマクドナルドにてコーラを頼んだら、「氷は入れますか?」と聞かれたことがあったのを思い出した。ぬるい炭酸のコーラーを飲む中国人が少なくはないのだろう。
地元の人ご用達の越市(スーパー)に行けば、冷やさないとならないヨーグルトなどは冷蔵庫に入っているけど、それ以外のビール、コーラ類、ジュースなどは総て常温むき出しでチン列されていて、自分の家の冷蔵庫で冷やして飲め、という仕様になっている。
今すぐ冷えたのが飲みたい、という場合はコンビニに行くのが良いようだ。
セブンイレブンやローソン、ファミマーなどかなりの数のコンビニがあるのだが、中国の町自体が広いので点在しているようにしか見えない。逆に「快客(クアイカァ)」や「可的(カァァダ)」などの地元中国のコンビニを良く見かけ、サンドイッチやおむすび、パンなども売っていて、あくまでも日本のコンビニ風に準じているのがすごい。
中国では、コンビニやスーパーでの買い物袋は有料で 5角(0.5元/10円)ぐらいである。日本だと2円ぐらいなので、物価は高いと言える。
|