日月潭大酒店
「中検準4級に受かったら合格旅行で中国に行きましょうよ」と言っていたのが昨年の今ごろ。そこから1年が経ち「それじゃみんなで行きましょうよ」と相成って中国語教室に通う6人が中国へ出発!
女性、男性それぞれ3人、私が最年少のヤングマンの6人。
7月上旬、サイトで探したら北京4日間びっしりスケジュールが埋まったフリータイムなしの49,000円というのがあった。仕方なくその旅行会社に電話をしたら満席。クソ暑い夏の北京に行く人がいるんだねぇ?なんて思うも、そこに自分達が含まれているのに気づいた。
再度サイト検索したら、いきなり大連フリータイム4日間、44,800円(諸経費込48,540円)というのがあった。ぎりぎりになって発売されるツアーもあるようだ。日程は2010.8.15-18。
基本的には生徒間の親睦と中国語の実践研修なので、北京と同じ普通語の大連行きには何も問題はなく、そしてフリーツアーというのが嬉しい。
初めての海外フリーツアーで不安な方々も最初はいたけれど、結果的にフリーツアーで良かった!になった。
ホテルは、日月潭大酒店(Sun Moon Lake Hotel)。
名前からして台湾系列のホテルだと思うけど、出発前、このホテルの口コミサイトが気になった。みんなボロクソに書いてある。えええ、そんなホテル?って感じ。
実際泊まってみるとそれらの口コミ通りだったけど、みんな多少旅慣れているのと事前の情報によりあまりクレームがでなかったのが幸いだった。私の所為じゃないけど私が予約したので何処かしら私の責任風になっていたからだ。
結果的に言うと一人ならOKだけど、グループで泊まるのならグレードアップしてでも他のホテルの方が良いと思った。何故なら個人とグループでは旅感に対する許容度が違うからだ。
良かったのは部屋が広いのとすぐお湯が出ることの2つで、一番良かったのはチェックアウトだった。
あとは記されていたように浴槽に垢のようなシミがあったり、中洋朝食と記された「洋」は欧米ではなくロシアの意味で、2日目まではなんとか我慢して食べられた味だった。
サービスや親切な応対などは10km先に置き忘れたようで、ちょうど遠慮がちに他人の家に居候している印象を宿泊客に与えてくれるのがここのサービスらしい。
特に従業員の態度は、例えば「トイレは何処ですか?」と聞くと、返答もせずそして振り向きもせずに腕と手でその方向を示すだけで、中国語の分からない外国人にも分かりやすい素晴らしい応対をしてくれるのが嬉し涙である。
ホテルランクは三つ星だけど、日本的な三つ星とは設定基準が著しく異なっていて、声を掛けたらこちらを向いてくれただけでも幸せと思って利用するのが精神衛生上良いと思った。
大連の夏は海のそばなので風があり少し乾燥しているので日陰などは涼しく、夜は半袖でちょうど良いくらいなので東京首都圏よりは凌ぎやすい。でも日差し自体は強いので暑いことには変わりはない。
天気によっては午前中とかスモッグが霧のように立ちこめている時もあった。
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