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日本漢字能力検定:漢検準1級 2回目 2024年6月16日

 試験の合否だけは、試験日から30日後辺りに漢検サイトで発表され、合格を確認したのですが、リピーターなので何よりも得点を知りたいところでした。そこから2週間後にやっと「検定結果資料」が届いて、得点は、179/200点。
 初回は 165/200点だったので、たったの5点プラスかよ、もうちっと頑張って、175/200点ぐらいは欲しいな、と思って1年後が、今回の再チャレンジでした。

準1級合格通知 2回目は、1級を意識して、300語の「準1級大見出し語表」を学習に付け加えて臨んだところでは、何問か出題されていて、1級対策の学習方法の第一歩が見えたようでした(錯覚か)。

 165/200点から、やや集中的に1年間追加学習をして臨んだ2回目の印象は、問題を見て読めるか書けるかのスピードが上がったことでした(当たり前か)。しかし、老眼なので細かい漢字がなかなか上手く書けず、書き終わった時は終了10分前でした。それでも分からなかった箇所を見直したら運良く思い出し、4点ゲットしたのは幸いでした。
 その分、焦っていたのでしょう、「櫛る」と「迄ぶ」をそれぞれ「くしけずる」、「およぶ」と記してしまい、先のプラス4点と相殺してしまったようです。送りがなは付記しちゃいかんのよね、オバカです。

 使用した参考書は、前回同様に、ナツメ社の『史上最強の漢検マスター準1級問題集』と成美堂出版『漢字検定試験問題集準1級 2022年度版』、協会発行『漢検完全制服準1級』の3冊。

『史上最強の漢検マスター準1級問題集』 『漢字検定試験問題集準1級 2022年度版』 『漢検完全制服準1級』
 主軸となった『史上最強の漢検マスター準1級問題集』は、前回も主軸となってお世話になった『漢検マスター』からアップデートされていて、出題カバー率が80%から85%になっていました。
 学習方法は、個体差による好みにはなりますが、私は、この『漢検マスター』(含む、「カコカン」)を丸覚え丸暗記し、何周やったのかは忘れましたけど、最後は見て、すぐ書ける・読めるようになりました。しかし、試験会場では緊張からか1割ぐらい、なかなか出てこないのは、なんか人間っぽくて良いのではないかと自分に納得させています。
 しかしこの1冊をマスターすると、他の参考書をやっても1/3ぐらい同じ問題なので、それら同じような厚さの参考書をマスターするのに時間はかかりませんでした。

 おそらく、一番面倒なことかもしれないけど、慣れるために2級受検から、漢和辞典と国語辞典を使ってその都度調べていました。
 辞書には、該当用語にさまざまな関連情報が記してあり、この辺の記憶が、『漢検マスター』などから得られた知識のすそ野を広げたのではないかと個人的には思っています。

漢検生涯学習ネットワーク会員証 ところで、準1級に合格すると、漢検1級・準1級合格者のさらなる学びのためにと、漢検生涯学習ネットワークという会員へのお誘いがあります。費用等はかからない完全無料なのが嬉しい。
 登録すると、メルマガが届き、会報誌なども気まぐれ的に送ってくれ、協会などが開催するセミナーにも参加することができます(近ければだけど)。そして、京都にある漢検漢字博物館・図書館の入場料800円が会員だと100円引きになるささやかな優待割引もあります。
 この会員のステータスはあまりないと思いますが、1級を目指す準1級合格者からすると、1級受検までのモチベーションキープになること請け合いかと思います(のはず)。

 2度目の今回、170/200点を超えていれば、それで満足して漢検はこれで卒業!と思っていましたが、いざ90点に近い179/200点を取ると、人間って欲が出てくるもんですね。
 それでもここ何年かは忙しいので、取りあえず5ヶ年計画で1級を目指すことにすると。つまり、この漢検関連コーナーが次回更新されるとしたら、運良くも2029年辺りになりそうです。ただ、学習量てんこ盛り増し増しの1級なので、頓挫もあり得ると、先に述べておきます~。