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ツアー

 空港←→ホテルの送迎、そしてホテルから観光地や食事するレストランまでへのバス送迎など、ツアーは至り尽くせりの便利さはある。
 しかし参加者の承諾なくして「明日は●×へ行くので7時半ロビーに集合です。その前に朝食などを済ませておいてください」なんて言われると「行くのは聞いているけど集合時間までは聞いていないので勝手に決めるな」なんて言ってしまいそうだ。←嫌な客の代名詞だ。

ツアータグ 最初からツアーなんて向いていないのでいつものように自分で飛行機のチケットやホテルを予約しようと思っていたら、この時期、都合の良いホテルはみーんなツアー用に押さえられてしまっていて、サイトからの予約はクリスマスのモーテル風満室状態。
 こんな時にケチって近ツリとかにすると、韓国のスイスグランドのように朝食3,000円、周りは街灯一つもない辺鄙な山奥になる可能性があるので、やっぱJTBだ。

 同じ時期の台湾でも多種多様なパックツアーがありすぎて「格安で思いっきり義務のないフリーみたいなのを探してくれない?」と聞いて勧められたのが、空港〜ホテルの往路だけバス送迎で、復路のみ免税店に寄る35,000円のツアー。便も成田午前発の台北午後発の良心的スケジュールだったので即決。

 現地コーディネーターと空港ロビーで会ったのは12時半、同じツアーでもホテル選択があるからバスであちらこちらに寄るらしい。それでも14時半にはホテルに着くだろうと思っていたら、いきなり地元コーディネーター曰く「ナカジマさんのホテルへは16時ぐらいに着きます」。
 「なんで?」
 「ホテルのチェックインは15時だから早く行ってもしょうがないので・・」

 聞いてねーよ、んなの?
 通常どんなにトロトロ走ったって空港→台北市街まで2時間はかからない。
 「途中、両替所に寄りますから、両替を済ませていない方はそこでどうぞ」、両替ならそのコーディネーターが喋っている横に見えている空港の両替所ですればえーじゃん、と思うも、ま、ツアーだから団体行動を乱してはと思い、取り敢えずバスに乗った。

 いきなりブルーになりながらその両替所に着いてみたら、そこはいつも泊まっている中山エリアだった、懐かしいな。
 おまけにコーディネーターは「今ホテルへ行ってもチェックインできないので、時間までここで1時間休憩します。両替所と喫茶店やお土産屋がありますので、のんびりと休憩しましょう」・・・どこかで「ブチッ」と切れるような音を聞いた。

 JTBから貰ったスケジュール表をコーディネーターに見せて「往路は【ホテルまで送迎】しか書いていないでしょ。こういうところに寄るのは聞いていないので私達はここからタクシーでホテルへ行くからね」。

 何が悪いのか分からないけど、とにもかくも貰ったスケジュール表には記されていない強制風団体行動があったので、帰国後クレームではなく、フリー行動を謡っているツアーなのでこういうのがあるとマイナス要因になりそうなので、スケジュール表にはより細かいことを記載した方が良い、と連絡した。
 言いながら安いツアーから、安かろう悪かろうなんだろうな、とやや引け目風に思っていたらすぐJTB本部から電話連絡と、ご丁寧に後日郵送でのお詫び見解手紙が届いた。

 結果として、取り敢えずの言い訳風に「早く着いてもチェックインができない」になっていたけど、チェックインできなくても荷物を預かってくれる、と反論しない客が多いのだろうな。
 荷物を預け、MRTに乗って15時には懐かしい淡水に着いた。

 到着した日の未明に地震があって、それにより私達が泊まる部屋に何かの故障があって部屋替えがあった。
 「グレードアップでスイートになります」・・は?スイートって何????
 貧乏な中島家からすればスイートは部屋が広すぎる。またスイートと言っても3人目のベッドはエキストラなので、私が寝るそのベッドは東横インと変わらない。

 台湾は2009年4月から新禁煙法が施行され、とにもかくも建物内は禁煙、その分屋外だったらどこでもOKとなった。
 せっかくのスイートになったのでよりご迷惑をかけてはいけないと思い、窓を開けてスパ〜。目の前に見える台北駅はなかなか可愛い。

台北駅 台北駅 凛

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