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白沙湾

 ハワイ、グアム、タヒチとかなら良くあると思う「海外での海水浴」。
 しかい近郊アジアでは、なかなかないと思う!ある意味贅沢だ。
 白沙湾(バイシャーワン)という海水浴場で、場所は台湾の上のちょっと左側ぐらい。淡水と基隆の中間辺りだ。
 名前の通り白い砂浜が続く綺麗な海岸で、ちょうど伊豆の白浜や由比ヶ浜みたいなところだ。当然こんなところへは、電車とバスを利用したとしても中国語を満足に喋ることのできない私には来られやしない。
 台湾在住の大橋巨泉似の親友はんちゃんの車で連れて行ってもらった。

白沙湾 海の家風の業者が写真のように長屋風白いテントを張っていて、それを借りる。
借りる時にござを渡されるので、それで無断借用かどうかが分かるようだ。
 1日200元(600円)だから、台湾感覚からすれば割高だが、スクーター移動が主な特に若者の台湾人からすればパラソル担いで海水浴とは行かず、またグループで借りれば安いところなのだろう。

 一緒に連れてきたはんちゃんところの愛犬グレディーを娘が気に入ってしまい片時もそばを離れない。犬も泳ぐんだなぁ、知らなかった。

 日本の海の家みたいなのはなく昼飯は海岸沿いの食堂へ行った。
 やや瀟洒な雰囲気のお店で値段も日本価格に近くドリンク付きで300元(900円)〜。「豚肉飯」と記されているのを聞いてみたら、豚肉を乗せたご飯の上からチーズを乗せて焼いたもの・・なんだ?
 運ばれてきたそれはドリアだった。
 こういうところ中華思想は舶来を排他する保守的な傾向がある。Doriaを記せとは言わないけど、せめて「西式豚肉飯」とか当て字で「土力呵」とかにして欲しかった。
 あまり外国人が来ない場所だからかもしれない。ナポリタンとかは、トマト麺とかだ・・、うーむ。

 もう少し一泳ぎしようとテントに戻ってみれば、遊泳禁止のブイが岸からたった数メートルのところに浮いていた。なんで?
 地理的に太平洋側なら昼は引き潮で夕方から満ち潮になるのだが、それがこの白沙湾は逆の日本海側風になっているところからだろう。確かにその数メートル先のブイへ行ってみれば深かった。

台湾で海水浴、貴重な経験だった。

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