一楽園大飯店
中国語教室が終わるとクラスメートと一緒にいつもの中華レストラン天天香へ。
クラスメートの一人が1月下旬に研修で台湾へ行くことになり、寝る子を起すようにその話で盛り上がる。
なんだよぉ私も行きたくなったじゃないか、と紹興酒を飲みながらiPhoneでトラベルコちゃん・・・うげっ、な、なんと7,000円！サーチャージを入れて19,000円ぐらい。おおお〜！と叫んでいたらマスターがやって来て「何ガ7,000円ナンデスカァ？」
事情を話すと「イイデスネェ、私モ行キタイナァ〜」
「マスター、中国人だから台湾へは個人では行けないよ」
「ダイジョーブ。私日本のパスポート持ッテイマスカラ」
「え、偽造パスポート？」
「ソージャナイヨォ！帰化シタノ」
実際は、2011年の6月ぐらいから中国人の個人旅行も14日間以内ならOKになった台湾。
マスター、仕事そっちのけでカレンダーを持ってきて「何時行キマス〜？」。
お互いのスケジュールを調整し2012年2月20日出発の3泊となり、予約電話をしたら1ヶ月前の格安チケットなんて当然のように売り切れだ。なんとか激安フリーツアーのを探し出し32,700円のを予約した。空港使用料などの手数料を入れて合計36,000円。
航空会社未定は良いけど出発時間も未定。分かるのは出発1週間くらい前。2〜3月は卒業旅行などの春休み旅行シーズンになるのか、往路最終便、復路始発便になってしまった。
でも台湾発の始発は、成田から空いた電車に乗れて昼間に帰宅できるので大好きなんだけど、成田発最終便は最悪だ。
 桃園空港に着いたら夜遅くてもちゃんと免税店が開いていた。
日本で買えば4,100円のマイルドセブン・ワンの1カートンが成田の免税店だと2,600円。それが台湾の免税店だと490元(1,330円)で売っていて毎度ながら不思議だ。カミさんのお土産に2カートン買う。帰国時の免税は1カートンだけど咎められたことがないのでいつものように2カートン。
税関を出て迷うことなく右に折れる。こちらの通路には旅行会社のプレートを掲げた沢山の人がいて、その先には台北市内までのリムジンバスがあるからだ。でも、どこにもHISのプレートが出ていない、2往復してもやはりない・・11時過ぎていて遅くなったので帰ってしまったのか？
もしかしたら左の通路にもいるかも、と思って行ってもやはりそんなプレートはない、バスで直接行っちゃおうかな？と戻ってきたところで、日本人らしき若い旅行客が集まっていた。ツアコンらしき人に声をかけたら果たしてHISのだ。でも、HISの看板は脇の植木鉢の中に小さく立て掛けてあってお世辞にも見やすいとは言えない。
こういうフリーツアーは空港からの送迎バスが付いている替わりに途中で免税店に寄らされるのだが、深夜着早朝発なので今回は直接ホテルへ。もしこれが昼間だったら、探したけれど見つからなかったので直接ホテルへ行きました、なんて言い訳を用意してさっさとリムジンで行ってしまったかもしれない。
ホテルは、パラダイスホテル(一楽園大飯店)。
台北駅から地下鉄MRTで一つ目の台湾の渋谷と呼ばれている西門駅から徒歩数分とロケーションは良い。
しかし着いてみれば部屋は窓なしツイン。フロントに言って部屋を変えてもらうようにすれば良かったのだけど、同行の中国人が何も言わなかったので、そこまで気が回らなかったし、男二人、酔っぱらって寝るだけだから気にならなかった。
インターネットが使えないのにはまいった。
こういうフリーツアーではホテルも選べないのが辛く、ロビー周辺では使えたけど台北市内観光等のサイトチェックだけではなく、メールチェックそしてそれ等への返信などを含めたら落ち着いてじっくりアクセスしたいものだ。
結局、iPhoneでちょちょっとチェックをしたぐらい。次回からは部屋にLANがあるかどうかを最優先にて事前チェックすることがより重要だと思った。
 部屋の備品に写真のようなプラスチックになったホテル特製メモケースがあったのでこれを記念にもらいたいと思い、廊下にいた掃除のおばちゃんに聞いた。
相変わらず正しくない発音で正しくない中国語で喋るから全然通じない。2度目で、部屋にメモ帳がないのかもと察して取り出してくれたのだが、思いっきり10%しか通じていない(涙)。
深呼吸して落ち着いて「我回國時把這個筆記本的盒以旅行紀念想拿去，可以碼？(私が日本に帰る時に、これを記念に持ち帰りたいのだけど、いいかな？)」、どこかしら合っていないと思うけど、なんとか通じて頂いてきました〜。
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