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中国人と一緒に/跟大陸人
 

中国人と一緒/跟大陸人一起去
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鵞鳥

Miku 最終日、台湾在住の老朋友はんちゃんに会いに行く。
 長年待ち焦がれた捷運新線が開通し、はんちゃん家の目の前に駅ができたので早速これに乗って、と思っていたところ、泊まったホテルからだと遠回りになり結局タクシーに乗る。
 新しい家族が増えていて、アメショー系の猫だけど顔はうちのロベルトにそっくりだ!「台湾ロベルト」という名前を推薦したが軽く却下されてしまった。
 ラブラドールにこの猫とより賑やかな家になっていた。

 天天香には毎週のように行き、マスターとも良く話し、マスターの人となりを良く知っているので一緒に台湾に行っても良いと思った。
はんちゃん宅 ただ日本に帰化したと言っても基本は中国人。中国人観光客のマナーの悪さトラブル等中国人のイメージを下げるようニュース等で報じられまくっているので最後のところで一つどうなんだろうか?という気掛かりも少しあったが、結局それは全くの杞憂であり、むしろ日本人よりもマナーが良く、少なくとも人柄は私よりも良かった。

 みんなで近所の鵞鳥専門店へ行く。
 煙突をそなえた鍋が出てきてシャブシャブを連想させるが基本的には鵞鳥水炊きで、2種類の美味しいタレに付けて食べる。
 料理はとても美味しいのだが専門店なので他の料理(つまみ)が少なく、かつ、はんちゃんと会う時は最終日が多いので日本的な料理が恋しくなっていることもあり、ハンバーガーを2つ食べて赴く感じの腹具合になっていてガツガツとはなかなか喰えずひたすら台湾ビールを飲んでいる次第になる。
鵞鳥専門店 ただ鵞鳥の肉だけをタレにつけてちびりちびり飲むのはなかなかオツで心休まる。

 肉で言えば、この鵞鳥、鴨、鶏等の区別が私にはつかず目をつぶって食べたらみんな同じに感じるかもしれない。
 中国の特級調理人であるマスター曰く「あそこの鵞鳥のお店はとても美味しくて素晴らしいですよ〜!」
 「え、うそぉ?」
 「いやいや、中国にも似たようなのはあるけど、肉の質や調理方法などレベルが高くとても美味しかったです。またお店の新メニューなどいろいろ勉強になりました。台湾に来たらまた行きですよ〜」
 へぇ、そういうもんかねぇ・・

西門町 現地ガイドさんからもらった小冊子には、「最終日ホテルには5時30分に迎えに行きます」と記されていた。ホテルの自動モーニングコール、小型目覚まし時計、iPhone等可能な限り時間をセットしたおかげで4時半に根性入りで叩き起こされた。
 外に出てみれば、町並みのネオンが濡れた路面に映り、映画「雨に唄えば」のよう美しかった。
 滞在中はずっと25度ぐらいの快晴だったけど最終日は土砂降り。後は帰るだけなので今回も晴れ男でラッキー。
 バスに乗り込むと殆ど満席状態で、全て若い日本人グループだった。幾つかの系列旅行会社が提携して、あちらこちらのホテルに寄って客をピックアップしているようだ。
 微かに異臭が漂い、2人の若者が酔いつぶれていて袋の中にゲロを吐いていた。仲間達がいろいろ気づかってフォローしているのがほほえましい。
 フォローしている青年に「何時まで飲んでいたの?」
 「すいません〜、オールっす・・」
 私はその醜態に怒りは覚えず、「日本人の若者達、海外でも頑張ってるな!良い思い出になるかもね」みたいな声援目線だった。臭っていたけど。
 酔いつぶれた2人は全く生気なくろう人形のむくろ状態。これじゃ始発の飛行機には乗れず最終便とかに回されるかも、と心配していたが、成田の税関で彼らを見かけ「良かったね、乗れて」。

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