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■「基礎ゼミナール」 SR履修 2単位 2018.7.21-22
テーマ探しから卒論までのノウハウを一通り教えてくれる有意義な授業であった。
文学部中国学科の場合、「基礎ゼミナール」はあったが、項羽と劉邦の「鴻門の会」の展開をじっくり教えてくれ面白かったのだが、論文作成のレクチャーはなく、他の科目でも一切なかった。よって、抽象的な内容の「卒論作成のしおり」を読みながらネットで探したりして、試行錯誤で論文を書いた記憶がある。それは、卒論の正しい記述方法云々よりも、とにもかくもできるだけ中国文学に触れて欲しい、という中国学科の意向からではないかと思った。
孔子や老子などの古代中国思想や唐詩、宋や清の文学、魯迅の時代、毛沢東の頃の文学等、数限りなくあるのが中国文学なので、確かに沢山読まされ勉強させられ、それはそれで実力がついた。よってSRでは必ず漢字がびっしり埋まったコピーが何枚も送られてきて「SRまで読んで訳しておいてね、SRにてやってもらいますから」が通常だったのだが、東洋史コースは資料の事前配布は少ない。SRが多いのが中国学科で、東洋史コースはT履修が多いのが何となく分かる。
この東洋史コースの「基礎ゼミナール」は、テーマ探しからそのテーマに関する史資料をどうやって入手するか、どこにそういうのがあるかなどの、図書館の利用方法や歴史学部の研究室の使い方などを事細かに説明してくれる。
そして、卒論やレポートのまとめ方の起承転結方式やその史資料をどうやって読み解いて行くかなど、いやいやたった2日間のSRだけどびっしり丁寧に教えてくれて大感謝、と言いたいぐらいだった。
授業時に「歴史学部のあるき方」という小冊子を頂いた。この授業で教えられたことが事細かにまとめてあり、後に何回も見直すこと必至のスグレモノである。しかし、それなら入学時、または今回のSRの事前配布にすれば、予習してSRに臨めたのに、とも思った。
この「歴史学部のあるき方」と言い、図書館の説明では各階を「ダンジョン」と称して説明したりして、担当の水田先生、なかなかオチャメだ。
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