佛教大学歴史学部
東洋史コース全履修科目

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■ 京都学入門 1・2

『京都〈千年の都〉の歴史』

 「京都学入門 1」と「京都学入門 2」の授業展開は、同じである。
 2021年8月2日~4日受講で、形態は、on Zoomで、初めてのSR on zoom。

 いずれのシラバスでは、事前資料配付はなく、在本学での開講だったら、最初の授業で配られていたのかもしれない。いずれも数日前ぐらいに突如B-netにアップされていたが、連絡なかったので当日に気付いた。その直前配布資料を元にパワポでの授業は、1と2は同じだ。
 違うのは、担当教員と京都の歴史の範囲で、1は、長岡京遷都から室町中期で、2は、室町中期から現代の京都だ。

 この「京都学入門 」の1と2は、科目系列として基礎科目に属しているので、同じSR履修/S履修でも専攻科目のとは違うようだ。
 まず、事前資料配付がないので、授業で話されたことを当日配布のレジュメの余白とかに逐一メモを取るのが賢明かと思った。というのは、授業後のリポート提出では、授業内容に沿った設題が出され、文字数も1600文字になるからだ。
『物語 京都の歴史』

  しかし、メモを取ったとしても、ピンスポット的な設題が多く、それだけだと1600文字には到達できない可能性がある。
  最短的なことを言えば、シラバスに記されている参考文献を先に読んでおくのがより賢明かもしれないと思った。

  1. 『京都〈千年の都〉の歴史』
  2. 『物語 京都の歴史』
  終了後のリポート提出期限は翌週末なので、その間に読むのも良いが、幾つものSRを同時期に抱えていると、それらを読む時間とゆとりがない、とも言え、私は先に読んでからSRに臨んだ。
  それでも愚鈍な私は、提出するのに3日もかかってしまった。東洋史コース専攻なので、大学で学ぶ日本史なんて基本的に良く分からない、と言い訳したいところでもある。
  本当に幸いだったのは、この「京都学入門」の前に、T履修の「日本の歴史」と「古文書学」をやっていたところにある。これらは、ちょうど平城京から戦国期末までを扱っていたので、この「京都学入門」に上手く重なってくれた。
  歴史学部日本史コースや文学部日本文学科専攻ならまだしも、他学科所属にとっては、取り組み方にややコツの要る科目かもしれない(省く、優秀な方)。