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贅沢な床展 vol.12

2024年9月26日〜10月2日 於:アイデムフォトギャラリー「シリウス」

■ 参加者:
市川 恵美 内田 京子
大塚  勉 大塚 広昭
加瀬 晴美 熊谷  正
後藤 元洋 斎藤 正臣
田村博(故人) 柴田秀一郎
中島  健 畠田 冴子
平賀  淳 三栖 幸生
山崎 弘義 やまだしげる
横山 純子 

 「贅沢な床」は、写真家田村博が主宰となってその仲間が集まったグループで、それぞれ写真活動をしている仲間達が一堂に会してショーケースのような写真展ができたらとの思いから、1991年にその第1回を、「アートギャラリー京ばし」で開催しました。

 その12年後に、アイデムフォトギャラリー「シリウス」様のご厚意により第2回を開催し、以降、定期的に開催してきました。展示においては、共通テーマ等で全体の展示を整えることはせず、各自の写真活動の一環としてそれぞれの展示スペースの中に個々の写真観を展開してゆくのは、第1回から変わっていません。
 しかし、第11回開催後の2023年春、田村博は病のため帰らぬ人となってしまいました。享年62歳。他メンバーで、故田村博主宰の意を汲み、その追悼を含めた第12回展を今回開催する運びとなりました。

 

主宰代理中島健、メンバー一同


アイデムフォトギャラリー「シリウス」 アイデムフォトギャラリー「シリウス」 アイデムフォトギャラリー「シリウス」 アイデムフォトギャラリー「シリウス」 故田村博氏
故田村氏へ献杯(搬入日) 贅沢な床 vol.12展メンバー 贅沢な床 vol.12展メンバー 贅沢な床 vol.12展メンバー

< 各作品(順不同):click 展示作品>
「水滴」 市川 恵美
市川恵美「水滴」 長年にわたる自分の写真ライフを辿ると心の赴くままに気になる被写体を追い続けてきたと言える。
2010年に写真展「うらうへ」を開催し写真集も出版した折に、尊敬する数名の写真家が後書きに「自画像を告白し夢の世界を紡ぎ続けてきた」「その根底には水が万物の根源であり、そうした水のありようを形象化しようと撮影に臨んできた」と書いて下さっている。
実際、瀬戸内海の海辺に育ち佐鳴湖畔で生活をしてきた自分は常に自然の色や音や感触を水との繋がりで感じてきた。今回の展示では水の一形態である水滴を自宅から数十メートルの範囲内で撮影したもので纏めてみた。変化自在な水は私を魅了してやまない。

市川恵美「水滴」 香川県高松市出身
浜松市在住
日本写真協会会員
二科会写真部静岡支部役員
日本写真協会会員
Web:http://www.emi-ichikawa.com/

【個展】
 2005 「佐鳴湖日記」新宿ニコンサロン bis21
 2010 「うらうへ」新宿コニカミノルタプラザ
 2012 「Free radical」ギャラリー・コスモス
 「日日の木(にちにちのき)」銀座ニコンサロン
【出版・受賞】
 「アサヒカメラ」月例コンテスト年度賞一位
 「日本カメラ」「日本フォトコンテスト」で年度賞(2000~2003)
 「うらうへ」(冬青社)  第17回酒田市土門拳文化賞受賞(2011)
 「Free radical」(App store)
 写真集「日日の木」Recollection・時の刻印 (Kindle/2016)
  CRP project参加(Kindle):http://www.amazon.co.jp/dp/b01deyy3wy

市川恵美「水滴」

「酒田深景」 三栖 幸生
三栖幸生「酒田深景」 三栖幸生「酒田深景」  土門拳の故郷、酒田を訪れ用事が終わった後、より深く酒田を知るため、主に夜の市街地を徘徊した。
 辞書によると深いとは、表面から底まで、入り口から奥までの距離が長い、物事の程度や分量、関りが多い、色合いが濃い、密度が濃い、密生している、かなり時がたっている、盛りの時期にある、たけなわである、はなはだしいさま。などと記されている。
 酒田に限らず、常にそのつもりで向かい合っている。

1945年神奈川県生まれ
2010年第16回酒田市土門拳文化賞受賞
写真集:2009年 「時-ときけい-景 time scape 」
2020年 「中崎町探景」
個 展:1989年 「風姿」厚木市勤労福祉会館
2009年 「時-ときけい-景」 銀座ニコンサロン
2010年 第16回酒田市土門拳文化賞受賞作品展「時景-ときけい-」
 土門拳記念館/新宿ニコンサロン/大阪ニコンサロン
所属等:日本写真協会会員
酒田市土門拳文化賞友の会代表幹事

三栖幸生「酒田深景」

「新渡米者」 やまだ しげる
「新渡米者」やまだしげる 「新渡米者」やまだしげる

1950年鳥取生まれ
東京理科大学中退後、サンフランシスコ・アカデミー・オブ・アートユニバーシティで写真を学ぶ。
帰国後、芸術生活社に勤務の後、1980年からフリーランス・カメラマン。
写真展多数。

写真集
『新渡米者(New Comers)』
『しげる2001』

「新渡米者」やまだしげる

「花見」 畠田 冴子
「花見」畠田冴子 「花見」畠田冴子

 

東京綜合写真専門学校卒業
三本和彦・上野千鶴子に師事

個展
2012年5月 「街角の旋律」 Up40 Gallery
2012年10月 「青き日のプレリュード」 Gallery 26日の月
2013年7月 「INDIA」 Gallery 26日の月
2019年1月 「ティファナ1980」 Sawyer Café

著書
1995年5月 「ステップアップ写真術・基礎編」朝日新聞社出版局
1997年4月 「楽しく学べる写真術」グラフィック社
1997年9月 「なるほど写真診断室」グラフィック社
2010年5月 思いどおりにシーンを切り撮る「写真のアイデア帖」翔泳社

「花見」 畠田冴子

「野集」 横山 純子
横山純子「野集」 横山純子「野集」

 

埼玉県生まれ
女子美術短期大学造形科卒業
放送大学人間と文化コース卒業
2021年よりサイアノタイプによる写真を中心に発表している

個展
1996 「Sumiko Yokoyama photograph イメージの表皮」ギャラリー青山
2008 「群葉:foliage from omotesando」ギャラリー同潤会
2020 「退職教員記念展 yokoyama sumiko」女子美ガレリアニケ
2021 「野集」ギャラリーヨクト
2022 「野集Ⅱ」ギャラリーヨクト
2023 「野集Ⅲ」ギャラリーヨクト
2024 「野集IV」ギャラリーヨクト

贅沢な床展
2005年「贅沢な床vol.3 」より参加。アイデムフォトギャラリーシリウス
他、グループ展、美術展多数
写真ワークショップなど開催

横山純子「野集」

「都市に棲む緑 Ⅱ」 加瀬 晴美
都市に棲む緑 Ⅱ」加瀬  晴美 都市に棲む緑 Ⅱ」加瀬  晴美

都市の中の自然な環境で生育している木々を撮るために、私自身の居住区である大田区を中心に近隣区を歩き廻り、 地球温暖化による生態系の変化を身を持って感じた。 自然の生命力には神々しい強さ美しさがあるが、 時に傍若無人であり、 人間との共生に思いを馳せた。

大阪生まれ
1987年 東京総合写真専門学校卒
1989年 東京総合写真専門学校研究科卒
日本写真協会会員

個展
2008年 「都市に棲む緑」 ギャラリー山口
2005年 「MY MIND 大阪」 新宿ニコンサロン
2005年 「MY MIND 大阪」 大阪ニコンサロン
2002年 「楽園都市ゴールドコースト」 新宿ニコンサロン
2002年 「楽園都市ゴールドコースト」 大阪ニコンサロン
2000年 「江ノ島ビーチ」 銀座ギャラリー・アートグラフ
1989年 「人 蝟集」 新宿オリンパスホール

企画展
1990年 「女性のまなざし 日本とドイツの女性写真家たち」 川崎市民ミュージアム
1991年 「The Japanese People」 海外巡回展

グループ展
「東京総合写真専門学校研究科卒業制作展」 (1989年)大倉山記念ギャラリー
「続く街路」 幅1m 長さ20mの一枚プリント
「LIKE A BLIND CAT PART 1」 (1989年)インペリアルギャラリー
「平成のウロボロス」
「贅沢な床」 vol.5 vol.6 vol.8 アイデムフォトギャラリーシリウス
他多数参加

都市に棲む緑 Ⅱ」加瀬  晴美

「記憶の無い町」 柴田 秀一郎
「記憶の無い町」柴田秀一郎 「記憶の無い町」柴田秀一郎
 私は杉並区で育った。少なくとも、モノ心ついてからは、基本的に杉並区に住んでいる。もちろん転勤で山口県や大阪府、兵庫県に住んでいたし、会社の独身寮で、さいたま市に住んだこともあるが、実家はずっと杉並区にあり親が住んでいた。今は自分の家族を持って同じ場所に住み続けているので、意識はずっと杉並区である。いわゆる山の手の出身である。
 今、仕事は倉庫専門の不動産業で、杉並区とは同じ都内23区なのに、空気感が全くもって異なる江東区、江戸川区、墨田区、葛飾区、足立区で、飛びこみ営業している。空気感が違うし、歴史もなにもかも異なる気がする。正直に言って、この会社に就職しなかったら、この周辺には生涯縁が無かったかもしれない。自分にとっての違和感を撮影した。
 この会社に入って、すでに3年半が経ち、豪雨以外は、飛びこみ営業しているにも、かかわらず今日でも新鮮なのである。僕はずっと異邦人であったが、大阪勤務や山口県勤務時代には異邦人とは思わなかった。しかし今回初の感覚なのである。もしかしたら、年齢的なものもあるかもしれない。還暦を迎え違和感を処理できにくくなっているのかもしれない。  自分の中の違和感を表現したくて、そう感じるモノをモチーフとして、撮影を続けたわけである。
 この撮りおろしの新作作品群を観てもらって、何か?感じてもらえたら、望外の喜びである。

1963年東京都杉並生まれ
日本大学法学部卒 
写真家・竹内敏信に師事
公益社団法人「日本写真協会(PSJ)」会員
「日本旅のペンクラブ」会員
「日本バス友の会」会員
「3.11を忘れない写真家の会」実行委員
写真作家
web:http://syashinkas.com/

1999年「現代写真研究所」修了
2005年「第11回酒田市土門拳文化賞・奨励賞」受賞
作品収蔵:土門拳記念館
2006年「日本カメラ」連載
2010年 写真集『バス停留所』出版(リトルモア)
講談社「バスマガジン」「バス停のある風景」 9年目連載中連載51回(隔月刊)
個展&グループ展&講演会(スライドショー)多数

1963年東京生まれ、写真家 竹内敏信に師事
「第11回酒田市土門拳文化賞・奨励賞」受賞2005年
写真集『バス停留所』リトルモア2010年
講談社『バスマガジン』連載中、6年目継続中!

「記憶の無い町」柴田秀一郎

「パコとハビエル」 中島 健
中島健「パコとハビエル」 中島健「パコとハビエル」
それぞれ手乗りでやって来て、それぞれの名前はスペインの旧友のから拝借。
黒猫のパコは、2015年埼玉県志木市生まれで、茶トラのハビエルは、2022年群馬県伊勢崎市に生まれる。
24時間「猫のいる生活」にはなっているけれど、その世話などを考えると飼い主ではなく執事の方ではないかと思うことしばしば。

1958年 東京大森生まれ
佛教大学文学部中国学科卒
日本写真学園専攻科修了
web Accitano:https://www.accitano.com/

写真展:
「MY COMPANY」vol.1~3、「台北発東京」、「曇天台北」 オリンパスギャラリー
「差異視点」 台湾台北爵士画廊
「Time To Time」vol.3~10
 ドイフォトプラザ渋谷、エビスフォトギャラリー、アイデムフォトギャラリー「シリウス」
「4回目のバースディ」 鳥取県米子NHKギャラリ
「イベリアの月」、「ロベルル」、「リンリンワールド」 26日の月ギャラリー
「カスミガウラ」 渋谷ナダール
グループ展:「贅沢な床」、「あっぷる」に参加
写真集: 「MY COMPANY」 明現社刊
「Time To Time」 vol.1〜10 星雲社刊

中島健「パコとハビエル」

「ふるさと回帰」 熊谷 正
「ふるさと回帰」熊谷正 「ふるさと回帰」熊谷正

長野県生まれ
東京綜合写真専門学校卒業
(公社)日本写真家協会会友
(公社)日本写真協会会員
(一社)日本旅行写真家協会会員
インドネシア美術研究会会長

フリーランスのカメラアシスタントを経てスタジオベアーズ設立。
広告、雑誌でイメージフォト、商品撮影、人物写真を中心に撮影とWEB制作するかたわら、民俗芸能、舞台芸能のルポタージュフォトと、「ふるさと回帰」の写真撮影とガラスを素材にした「影透光」の写真撮影を ライフワークにしている。

写真展
「夢を追う子供たち」 銀座ニコンサロン 1979.1
「スカンジナビア・夏」 ギャラリー・ピコ 1986.9
「MY STILL LIFE」 GRAPHIC INN GEE CLUB 1987.2
「クリスタルシャドー」 ギャラリー・ピコ 1987.5
「影透光/GLASS」 ギャラリー・ピコ 1987.10
「ジャワのワヤン」 ギャラリー・ピコ 1991.11
「Fantasi/夢想」 ギャラリーバーFLASH 1992.5
「ジャパネスク」 アトリエヴィスコンティ(フランス・パリ)1995.4
「ジャワ夢幻街道」 コニカフォトギャラリー(東京新宿)1999.7
「ジャワ夢幻街道」 コニカフォトギャラリー(大阪御堂筋)1999.9
「影透光・ガラスの幻影」 Gallery 26日の月 2002.2
「mon Paris」 Gallery 26日の月 2003.2
「 North Land」 Gallery 26日の月 2004.2
「おぼろ歳時記」 Gallery 26日の月 2005.2
「Terima kasih」 Gallery 26日の月 2006.2
「天使の分け前」 Gallery 26日の月 2007.2
「ジャワの風」 Gallery 26日の月 2008.2
「ジャワの風2」 Gallery 26日の月 2009.2
「影透光・しずく」Gallery 26日の月 2010.2
「東南アジア影絵人形芝居探訪」日本アセアンセンター 2011.2.25〜3.5
「旅情・ベネチア」Gallery 26日の月 2012.2
「祭復活を願って 走れ!騎馬武者〜相馬野馬追〜」
  朝日新聞本社コンコースギャラリー 2013.6,1〜13
「祭復活を願って 走れ!騎馬武者〜相馬野馬追〜」ヨドバシカメラギャラリー「INTENCE」2013.7.22〜28
「インドネシア・日本SSIA美術展」
  インドネシア・ジャカルタ国立図書館4階ギャラリー 2023.8.23~31
「文芸寫記・文人が愛した界隈 ー僕の若き頃と重なる風景ー」
  ケンコー・トキナー・ギャラリー 2024.2

「ふるさと回帰」熊谷正

「路上の匂い」 山崎 弘義
山崎弘義「路上の匂い」 山崎弘義「路上の匂い」 路上の匂いは1987年~1994年に東京で撮影したストリートスナップ。コロナ自粛中にすべてのフィルムをコンタクトプリントにデジタル化してセレクト作業をやり直した。令和の時代から見て面白そうな写真を選んだ。

<略歴>
1956年 埼玉県生まれ。
1980年 慶応義塾大学文学部哲学科卒。
1987年 東京写真専門学校報道写真科Ⅱ部卒業。
2012年~2021年 日本写真芸術専門学校非常勤講師。
2017年からギャラリーヨクト運営メンバー。

<主な写真展>
1990年 9月『路上の匂い』 (ミノルタフォトスペース)
1994年 1月『クロスロード』 (コニカギャラリー)
2015年4月『DIARY 母と庭の肖像』(新宿ニコンサロン)
2017年9月『Around LAKE TOWN』(オリンパスギャラリー東京)
2017年から2024年まで『Around LAKE TOWN』を11回開催(ギャラリーヨクト)

<主なグループ展>
1994年9月 JAPANESE NEW COMERS TO NEWYORK(NEWYORK)
1998年~2003年 STREET OBSESSIONⅠ・Ⅱ・Ⅲ(スタジオ・エビス等)
(吉村朗・豊原康久・田村博・大塚広昭・山崎弘義のグループ展)
2016年9月 テグフォトビエンナーレ2016(韓国)

<出版>
2015年『DIARY母と庭の肖像』(大隅書店)
2019年『CROSSROAD』(蒼穹舎)
2022年『路上の匂い』(蒼穹舎)

山崎弘義「路上の匂い」

「此岸花」 平賀 淳平
賀淳「此岸花」 賀淳「此岸花」

1959年 神奈川県横浜市に生まれる。
1998年 写真ワークショップCORPUS 参加。
2001年 夜の写真学校 参加。
2014年 Gallery Photo/synthesis設立。
2017年 ギャラリーヨクト設立。
現在、ギャラリーヨクトで活動中。

賀淳「此岸花」

「鈍色の街(にびいろのまち)」 斎藤 正臣
「鈍色の街(にびいろのまち)」斎藤正臣 「鈍色の街(にびいろのまち)」斎藤正臣

夕暮れどき、すべての風景は夕陽に染まり、光線が混ざり合い、徐々に夜に染まっていく。
その狭間――。世界は豊かな色彩にあふれ、見るものを引き込む。
そんなドラマチックな瞬間を固定したいと思っていた。
だが、デジタル写真が奔流の現在、望みは半ばあきらめてもいた。

そんな折に出会ったのが、ペンのアートフィルター。
遊び感覚で撮り始め、気づけば10年……。
スナップの友として、日夜、愛用している。
約12年間の都市(東京/台湾/香港/ベトナム)の姿を撮りまとめた作品をこれから発表したいと思います。

使用カメラ:オリンパス PEN P-3 / PM-2 / PEN-F

1962年神奈川県横須賀市生まれ。
東京綜合写真専門学校卒業。
(株)資生堂宣伝製作部写真スタジオ勤務を経て、同宣伝製作部契約カメラマン。
その後フリーカメラマンに。
個展、グループ展多数。

「鈍色の街(にびいろのまち)」斎藤正臣

「UNTITLED,」 内田 京子
「UNTITLED,」内田京子 「UNTITLED,」内田京子

シリーズ ”UNTITLED”は、Self-portrait ---”Dark Light”---の後に続く、“ 静物,景色 ” のシリーズである。

東京生まれ
桑沢デザインスクール、東京綜合写真専門学校、卒業
https://kyokouchida7.jimdofree.com

2013; 写真集---“Dark Light” 出版----(Self-portrait)
2014; 第26回 “写真の会賞” 受賞(日本)
2016; フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France)が写真を購入(収蔵)
2024; フランス国立図書館╱企画╱“Noir et Blanc”展( ’23,10,16~ ’24,1,21)
フランソワ・ミッテラン・ギャラリー2 会場
Dian Arbus、Robert Frank、Wiliam Klein、Ansel Adams、森山大道諸氏、等々,,,,,,と参加

企画招待展(抜粋)
2023 ; 2022 ; 2021 ; 2020 ; 2019 ; 2018; 2017
------- YW ・ゆう画廊・企画「モノクロ」展/「春」展/銀座 
2020 ; Bunkamura・ザ・ ミュウジアム/「東京好奇心」/渋谷
2018 ; フォト・ギャラリ−・Sirius/「現代の目撃者」 /新宿
2009 ; 横浜市民ギャラリー・コレクション展/「静物、身近なものへのまなざし」
1995; 川崎市市民ミュージアム/「現代写真の動向–1995」展
1993 ; 横浜パストレイズ・フォトギャラリー/「時代を切り取る30人」展/横浜
1992 ;横浜市民ギャラリー/「現代日本の版画と写真の展開 」展 
1992 ;ルーマニア国立美術館コレクション美術館/「ブカレスト」 展/ルーマニア
1992 ;ルーマニアコンスタンツァ美術館/「コンスタンツァ」展/ルーマニア
1991 ;東京都写真美術館/「現代女性セルフ・ポートレイト」展/恵比寿

「UNTITLED,」 内田京子

「混景 ー 田村博に捧ぐ」 後藤 元洋

「混景 ー 田村博に捧ぐ」後藤元洋 「混景 ー 田村博に捧ぐ」後藤元洋

1958生まれ。
1985東京綜合写真専門学校研究科卒業

主な展示
2023「横断的表現行為」GALLERY FOREST(横浜)
2016「DAEGU PHOTO BIENNALE」(韓国)
2007「Contemporary Art Gwangju Artvision」光州市立美術館(韓国)
2006「THE LIBRARY」足利市立美術館(栃木)/多摩美術大学美術館(東京)
1999「Tomorrow is Today」クラクフ国立美術博物館(ポーランド)

「混景 ー 田村博に捧ぐ」後藤元洋

「福島/2011~2015」 大塚 勉
「福島/2011~2015」大塚勉 「福島/2011~2015」大塚勉

 印画紙を沼に沈め作品化する作業をしてきた私にとって東日本大震災による津波で流された写真には、とても無関心ではいられなかった。
 この作品は、津波で流されたアルバム等に貼られた写真を2011年、福島県相馬市旧相馬農業高校内にて撮影された写真を銀現像手法によって作品化したものです。
 次は2015年福島県楢葉町井出川河口から20キロ先に福島第一原発を望む風景。

1951年 浦安市生まれ
1971年 東京写真大学(現東京工芸大学)卒業
1969年~72年 実験映画制作

■写真展
1986年 「IncognitoⅠ・花片の翳り」渋谷ドイ・フォトプラザ(東京)
1987年 「IncognitoⅡ・花片の翳り」新宿ニコンサロン(東京)

1989年 「IncognitoⅢ・水の種子」シブヤ西武美術画廊(東京) 1992年 「地の刻」INAXギャラリー(東京)
1993年 「地の刻」INAXギャラリー(札幌)
1998年 「ラヴズ・ボディ ヌード写真の近現代」東京都写真美術館(東京)
「水と空と地の間で」フランスにおける日本年 GALERIEVRAISREVE
2017年 「ある日・2016年11月16日・晴れ・福島」GalleryPhoto/synthesis
2019年 「SITE/埋立地1971ー2019生成する場」 浦安市郷土博物館(浦安)
2020年 「瞬く皮膚、死から発光する生」 足利市立美術館(足利市)
2023年 「過客」 ギャラリーヨクト(東京)
他多数

■パブリック・コレクション
 フランス国立図書館
 浦安市郷土博物館
 写大ギャラリー

「福島/2011~2015」大塚勉

大塚 広昭
大塚 広昭 大塚 広昭
1950年 東京生まれ
日本写真学園修了
「贅沢な床」、「平成のウロボロス」等に参加

グループ展
1998年「STREET OBSESSION」 スタジオエビス
1999年「STREET OBSESSION Ⅱ」 スタジオエビス
2003年「STREET OBSESSION Ⅲ」 アイデムフォトギャラリー「シリウス」

大塚 広昭

「雑 景」 田村 博
田村博「雑景」 田村博「雑景」 「雑景」というタイトルで写真を撮り続けています。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で色々なイベントが中止になったり、外出自粛の影響であまり撮影に出かける機会がありませんでした。
今回は少し前に撮影した写真を展示しています。
「贅沢な床 11」展 2021年4月記
写真展
1985年 「停車場 周辺雑感 うえの編」PAX
1986年 「停車場 周辺雑景 あさくさ編」PAX
1986年 「“Coloristic Images”」PAX
1986年 「From~to....since1977」PAX
1987年 「“Coloristic Images II”」PAX
1988年 「雑景」PAX
1988年 「雑景」LUNA HOUSE
1988年 「Coloristic Images」PAX
1989年 「分割写真展」PAX
1989年 「雑景」FROG II
1990年 「雑景」FROG II
1991年 「香港」MOON GROW
1991年 「雑景」FROG II
1992年 「雑景」平永町橋ギャラリー
1993年 「That's a key」平永町橋ギャラリー
1994年 「雑景」スタジオエビスフォトギャラリー
1996年 「雑景8一香港一」ギャラリーアートグラフ
1999年 「雑景」ギャラリーアートグラフ
2003年 「雑景」ナダール東京&大阪
2006年 「The Noisy Scenery - a part of ZAKKEI -」
Photo Gallery Velvet Moon
2008年 「雑景、つかのまの夢。 - 台北 -」 ギャラリー26日の月
2012年 「あれから30年…。1982~2012」 ギャラリー26日の月
2017年 「雑景 浅草」SAWYER CAFE西荻窪
その他グループ展参加多数
1961年 東京に生まれる
1983年 東京綜合写真専門学校卒
1985年~89年 PAX Galleryの活動にメンバーとして参加
1987年~91年 LUNA HOUSE(旧FROG/現Mole)の活動に参加
「贅沢な床」vol.1(1991)~vol.11(2021)を主宰
フリーランスで活動
2023年春 病気にて逝去

田村博「雑景」

田村博「雑景」

田村博「雑景」

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