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贅沢な床展 vol.7

2011年12月8日〜14日
アイデムフォトギャラリー「シリウス」

■ 参加者:
安部  誠 すずき隆行
内田 京子 田村  博
梅津基世人 中島  健
江水  豊 原田 裕之
大塚  勉 平賀  淳
大塚 広昭 三栖 幸生
落合 永子山崎 弘義
後藤 元洋 山崎 純子
柴田秀一郎 山下洋一郎

 1991年に焦点を持たない多極化した写真状況の顕示化、あるいはその時代の写真のショーケースとして「贅沢な床」展を開催し、その13年後の2004年に「贅沢な床2」を開催しました。
 この間、写真の状況は色々な変化をし、全ての極が複雑に絡み合うリゾーム状態と化していました。その「贅沢な床2」展はその様なその当時の写真状況を具現化しようとして開催しました。
 以降、1年半ぐらいごとに開催し、その間またもや写真は銀塩からデジタルへと大きく変わりましたが、そのような中でもそれぞれ各自のスタンスで写真を楽しんでいる者たちの集まりが「贅沢な床」です。
 7回目となる今回も参加者が少し入れ替わり初参加の人もいます。参加不参加かかわらず各自の写真表現にどのような変化が有ったのかをお互いの刺激を含め、確認できる写真展になれば良いと思っています。


アイデムフォトギャラリー「シリウス」 アイデムフォトギャラリー「シリウス」 アイデムフォトギャラリー「シリウス」
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< 各作品:click 展示作品 >
安部誠【安部 誠】   内田京子【内田 京子】 「風 景」
 
すずき隆行【すずき 隆行】
我到1989年以前希望當畫家了/當時摸作了今後的藝術辦法了/剛那時候買了個一台照相機就開始了相片兒攝影了/好像攝影對我合適了/好像是小姐們受我歡迎那樣好的/
 
田村博【田村 博】 「雑 景」
「雑景」のタイトルでずっと写真を撮っています。カメラが色々変わりましたが、撮影の気分と言うかスタイルはあまり変わっていない気がします。今回は今年撮った写真です。何気ない日常の町の人々の様子をお楽しみ下さい。
 
梅津基世人【梅津 基世人】 「客 愁」
メインテーマは野鳥や昆虫。最近は、国内各地の自然や動植物の記録に力を入れている。
 
中島健【中島 健】 「大 連」
二回も行くとは思わなかった大連だけど、203高地が大連旅順にあるとは知らなかった。もっと北のウラジオストックの方かと思っていた。函館と横浜を足したような異国情緒の雰囲気がある港町で三回目も行きたくなった。
 
江水豊【江水 豊】 「コンクリートネーチャー」
80年代から、都市やビルディングを撮影しています。見慣れた都市や風景も少し絞りを絞り込んで見るといつもとは随分違う光景が見えてきます。 今までこんな光景を見落としていたのかと、驚いてしまう事も良く有ります。何処にでも有る、日常の風景なんですが・・・・。
 
原田裕之【原田 裕之】 「贅沢な床6から7の間で…」
カメラ趣味も6年目を越えました。 相変わらず楽しみ悩みながら場数だけ踏んでいます。 前回に引き続き今回4度目の出展をさせて頂きますが、その2010年4月から2011年11月まで20ヶ月間の一部です。 これを機会に諸先輩方々のご教示が頂ければありがたいです。
 
大塚勉【大塚 勉】 「尋ね人」
印画紙を沼に沈め作品化する作業をしてきた私にとって今回の震災による津波で流された写真にはとても無関心ではいられなかった。
これらのほとんどが記念写真としてアルバムにはられた写真で乳剤が剥離し、物化しつつもそこに写された記憶の断片は、持ち主を見失ってもなお訴えかけているようだった。
 
平賀淳 【平賀 淳】 「dist.」
「DISTANCE2」からの未発表作品。会期中ZINE「dist.」も販売中。
 
大塚広昭【大塚 広昭】
ぶらぶらと歩いて一服、その辺りで撮りました。
 
三栖幸生 【三栖 幸生】 「時 - ときけい - 景」
見慣れた景色が日々変わっていく様を記録と記憶に留めるために撮影を続けています。今回は厚木市と海老名市内の圏央道建設現場にレンズを向けました。
 
落合永子 【落合 永子】 「麻布十番 2011」
秋の日の麻布十番。木陰にたたずむ「赤い靴をはいた女の子」。歩むごとであう「微笑みのモニュメント」。古いもの新しいもの日本の人異国の人。混ざりあい溶けあいゆらめく街のかおり。ふわふわと膨らんだ街のかおりが、秋空にゆったりと吸い込まれてゆくのです。
 
山崎弘義【山崎 弘義】 「SKIN DEEP」
2年前から、郊外の風景を撮影している。エリアを限定し、毎回ほとんど同じ場所を歩いている。目新しさがないので、結構きつい作業となる。しかし、その中で何を見るか。何が見えるか。
 
後藤元洋【後藤 元洋】
 
山崎純子【山崎 純子】 「through a material」
フォトグラムによる制作。白い印画紙に描かれた黒の諧調がものの組成を投影し、現実の世界と隣り合わせたバーチャルな世界を印画紙上に定着する。
 
柴田秀一郎【柴田 秀一郎】
「12年目を迎えた福島県浜通り取材」
全国のバス停を撮影するため日本中を周った。その中でも、00年から、02年にかけて福島県の浜通りを重点的に取材した。3.11以降、毎月1回のペースで、通うことになった。これから少なくとも10年は、取材して作品をつくる決意である。今回の展示は、そのキックオフでもある。もちろん福島県の復興を願って!
 
山下洋一郎【山下 洋一郎】
「世界遺産の町 クロアチア・スプリト」

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